「プログラミングをまったくやったことがない初心者でも、Unityって使えるんだろうか…?」と気になったことはありませんか?
筆者は、IT系ではない業種で働きながらUnityを勉強し始めて、簡単なゲームを作れるようにまで上達することができました!
そこで、今回の記事では、筆者が今までUnityを勉強してきた経験を交えながらUnityのことや勉強方法をお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。
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Unityはプログラミング初心者にも使えます!
結論から述べると、Unityはプログラミング初心者でも使うことができます。
本来ゲームを作るには、高度なプログラミング技術をはじめ、キャラクターの動きを制御する機能をつけるための物理学や数学などの専門的な知識を必要とします。
しかし、Unityはゲームエンジンとも呼ばれていて、特別なゲーム開発の知識がなくてもゲーム制作を始めることができるのです。
実はプログラミングをしなくてもゲームは作れる。
実は、Unityはプログラミングをしなくても、ゲームを作ることができます。
例えば、下の動画をご覧になってください。
これは、3分程度で作ったゲームです。
Unityの世界で、白いブロックやボールを作り出すことができます。
色や音もつけることができ、ボールに重力やバウンド機能をつけたら、あっという間にこのようなゲームが作ることができるのです。
本来、重力やバウンド機能などは、物理学の知識がないとゲームに組み込むことができません。
しかし、Unityが誕生したことによって、ユーザーであるあなたはオリジナルのゲームを作ることだけに集中できるようになったんですよ。
とはいっても、初心者はプログラミングを勉強する必要はある
プログラミングがなくてもゲームを作ることができるUnityですが、とはいってもプログラミングの知識があったほうが理想のゲームを作ることができます。
「やっぱり、プログラミングができないとだめなのね…」と思われた方がいるかもしれませんが、複雑なゲームを作るには多少の勉強する必要があります。
例えば、下記の動画をご覧になってください。
ボタンを作って、画面を切り替えるようにしたい場合は、ボタンを切り替えるためにプログラムを書かないといけません。
「難しそうだな…」と感じた方もいるでしょう。
ちなみに、ボタンを使って、画面を切り替えるプログラムは以下の数行だけです。
「ボタンで画面を切り替える時は、この関数(画像だと、LoadScene()に当たる)を使うんだな」と知っていればできることなので、全く手も足も出ないものではないんですよ。
Unity初心者の学習方法は主に3つある
ここで、Unityの学習方法を3つ紹介します。概要は以下のとおりです。
- 本で勉強する
- 動画で勉強する
- プログラミングスクールで勉強する
それぞれのメリット・デメリットを簡単にまとめましたので、以下の表をご覧になってください。
本 | 動画 | スクール | |
メリット | ・安い | ・スクールよりは安い ・いつでもどこでも学習できる | ・わからなくなったらすぐに質問できる ・対面で教えてくれる ・転職のサポートもしてくれる |
デメリット | ・わからなくなったら、挫折しやすい | ・質問はできるが、スクールよりも返事が遅い | ・本や動画よりも高い |
本は安いですが、わからなくなったら詰んでしまって挫折しやすいです。
また、スクールは講師に直接教えてもらえる安心感が絶大ですが、料金はその分高いです。
動画は、本とスクールの中間のような存在ですが、やはり直接講師に教えてもらえるスクールの良さは魅力的でしょう。
次の見出しから、それぞれの学習方法について、具体的にオススメのサービスや書籍を紹介していきます。
初心者がUnityを勉強する時に、オススメの本
Unityは本でも勉強することができ、だいたい2,000~3,000円くらいで手に入れることができます。
Unityの勉強でオススメの本は、『UnityではじめるC#』や『Unity2020入門』などです。
UnityではじめるC#
『UnityではじめるC#』は、Unityでゲームを作りながらC#の基礎を丁寧に学べる本となっています。
ゲームを作る前に、C#やそもそもプログラミングについて紹介されており、導入部分が丁寧に記載されています。
なお、作るゲームは2Dのみで、3Dまで踏み込んでいないのが残念なところですが、C#はしっかり学べるでしょう。
Unity2020入門
『Unity2020入門』は、「プログラムの書き方はわからないけどゲームを作ってみたい」と考える人向けの本です。
2Dと3Dの両方のゲームを作ることができますが、そこまでC#の学習にはならない印象です。
しかし、C#よりもUnityの使い方そのものをしっかり覚えたい人にはオススメの本となっていて、プログラミングで行き詰まるところが少ないですよ。
初心者がUnityを勉強する時にオススメの動画サイト
ドットインストール
ドットインストールでは、動画で学習を行うことができます。
会員登録を済ませるだけで、無料で「Unity入門コース」が視聴可能です。
また、有料のプレミアム会員になることで、さらに3つのUnityコースが受講可能です。
さらに、Unity以外にも、C#やJavaScrip、Pythonなど様々なプログラミング言語も学ぶことができます。
月額は税込み1,080円とお手軽な値段ですが、筆者もドットインストールで学習した印象だと、「いろんなプログラミング言語について広く浅く触れる」といった印象です。
Unity学習の最初の取っ掛かりとしては、ドットインストールをまず無料でやってみるのがアリなのかなと思います。
Udemy(ユーデミー)
Udemy(ユーデミー)でも動画でUnityについて学習することができます。
ドットインストールは月額会員制で退会したら、その後学習することができなくなるのに対し、Udemyでは、動画を購入すればずっと視聴し続けることができます。
Udemyでは、一つの講座が約24,000円と多少高く感じるかもしれませんが、一度購入してしまえば、講師にいつでも質問し放題で、きちんと返事ももらうことができます。
しかも、かなりクオリティの高いゲームもついでに作ることができるので、プロの講師のやり方を真似しながら、そっくりそのままゲームを作ってみたい方におすすめです。
ちなみに、筆者もUdemyでかなり勉強しており、Unityのコースだけでも10個以上受講していますよ。
初心者がUnityを勉強する時に、オススメのプログラミングスクール
プログラミングスクールは、動画や書籍と異なり、チャットでのリアルタイムでの質疑応答ができます。
さらに、講師と顔を合わせながら学習の進捗状況を打ち合わせたり、わからないことを直接聞くことができます。
実は、Web系のプログラミングスクールはたくさんありますが、Unityのスクールは少ないのが現状です。
テックスタジアムやTechAcademyなどでUnityコースが用意されています。
料金は1ヶ月~4ヶ月で10万円~30万円と書籍・動画に比べると高いですが、わからない箇所で時間を費やすことがほとんどないため、学習効率は一番高い勉強方法だと言えます。
ちなみに、筆者は本→TechAcademy→UdemyでUnityの知識を深めることができました。
なお、TechAcademyでは、1週間のプログラミングの無料体験コースが用意されているので、試しに受けてみるのもアリですよ。
TechAcademyを受講した筆者の体験談はこちらの記事で紹介していますので、参考にしてみてください。
まとめ:プログラミング初心者でもUnityは勉強できる!
今回の記事では、プログラミング初心者でもUnityをどのように勉強していくのか、を開設しました。
「プログラミングもやったことないのに、Unityでゲームを作ることができるんだろうか…」と心配になった方も大丈夫です!
筆者もプログラミング未経験からUnityを勉強しましたし、簡単なゲームであればプログラミングいらずです。
Unityを勉強してみようと思ったからは、まずはパソコンにUnityをインストールするところから始めてみてくださいね。
最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。