子育てハック大全では、発達障害の特性のあるお子さんの子育てが少しでも楽しくなるような情報発信をしてきました。
その一環として、この度、発達障害のお子さんが楽しく自立して取り組める知育アプリゲームをリリースすることができました。
リリースしたゲームは『すうじをおぼえるビンゴゲーム』です。
ですが、普通のビンゴゲームよりも発達障害のお子さんでも楽しくできる工夫がされています。
そこで、今回の記事では、リリースしたビンゴゲームの使い方やどんなお子さんにおすすめなのかなどをご紹介します。
ぜひ、ご覧になってください。
\インストールして遊んでみてね!/
Table of Contents
『すうじをおぼえるビンゴゲーム』の遊び方
すうじでおぼえるビンゴゲームには、2つの遊び方があります。
「ひとりでビンゴ」と「みんなでビンゴ」です。
ひとりでビンゴの遊び方
一人プレイをするときには、お子さん専用のビンゴカードが登場します。
画面上部に出てきた数字を見て、同じ数字をマス目からタッチしてください。
タッチしないと、次の数字が出てこない仕組みになっています。
ただし、タッチしないまま5秒ほど経過すると、大きく強調されてどの数字を押せば良いのかわかります。
みんなでビンゴの遊び方
みんなでプレイするときには、手元にビンゴカードを用意してください。
100円ショップでも手に入ります。
注意点として、出てくる数字を最小で25まで少なくすることができるのですが、そうなると手元のビンゴカードもそのもの数を調整する必要があります。
そのため、市販のビンゴカードではビンゴが成立しません。
そこで、子育てハック大全では、出てくる数字の数に応じたビンゴカードのテンプレートを無料公開しています。
家族や友達と楽しく過ごせるように、合計8種類のカラフルなビンゴカードを用意しましたので、ぜひ、ご活用ください!
》25までのビンゴカードはこちら(クリックするとPDFファイルが開きます)
その他にも用意していますので、お子さんに合わせてご自由に印刷してください。
ビンゴの数は、「せってい」で調整することが可能です。
普通のビンゴゲームと何が違うの?
すうじをおぼえるビンゴゲームは、発達障害のお子さんでも楽しくできます。
そして、普通のビンゴゲームとは以下の2点が異なります。
- 数字の調整機能がある
- マス目のタッチ機能がある
どちらか一方の機能がしかないビンゴゲームが多い中、今回のゲームはその両方を兼ね揃えています。
それぞれの機能の意図を詳しくお伝えします。
数字の調整機能がある
すうじをおぼえるビンゴゲームは、出てくる数字の数を最小25まで減らすことが可能です。
『みんなでビンゴ』をする場合は、お子さんは周りの人に合わせながらビンゴに参加する必要があります。
しかし、75までビンゴの数があると、場合によっては30分以上、周りと歩調を合わせる必要があります。
そのため、お子さんの集中力が続かずに、最後まで落ち着いて参加できない可能性があるのです。
そこで、ビンゴの数を調整することで、早く終わらせることが可能になります。
マス目のタッチ機能がある
『ひとりでビンゴ』を選択すると、お子さん専用のビンゴカードが出てきます。
多くのビンゴゲームでは、自動的にビンゴカードに色がついて、どんどん次に進むようになっていますが、これではお子さんは数字を意識しません。
数字をタッチしないと次に進まない仕組みにすることで、お子さんが数字を意識せざるを得ない仕組みにしています。
ただし、5秒経っても、タッチされない場合は該当する数字が大きく強調されるので、数字がわからなくてもタッチできるようにもしてあります。
どんなお子さんにおすすめなのか?
以下のようなお子さんには、すうじをおぼえるビンゴゲームがおすすめです。
- 数字の理解があいまいなお子さん
- 集中力がなくて何事も最後までやり切れないお子さん
それぞれのお子さんになぜおすすめなのか、詳しくお伝えします。
数字の理解があいまいなお子さん
ゲームタイトルの文字通り、数字を覚えられないお子さんには、楽しみながら数字がわかるゲームです。
このゲームでは、出てきた数字を実際に自分でタッチすることで、数字を意識しながらビンゴを楽しむことができます。
数字を復唱するだけではなく、実際に自分の手を動かすことで、体を使った数字の学習につながるのです。
また、お子さんの理解に応じて、ビンゴの出る数字も少なくすることが可能ですよ。
このように、知的障害や年齢の低いお子さんなど、数字のマッチングを覚えてほしいと考える場合は、とてもおすすめのアプリとなります。
集中力がなくて何事も最後までやり切れないお子さん
通常のビンゴは75個まで数字が用意されていますが、発達障害のお子さんには長すぎて集中力が持ちません。
特に、ADHDや自閉症などのお子さんであれば、ウロウロし始めたり、おしゃべりし始めたりすることでしょう。
また、早く終わりたいがために、反則や暴言など問題行動を起こすかもしれません。
そのため、今回のゲームでは、最小で25までビンゴの目を少なくできます。
みんなでビンゴをしても、10分もかからずにビンゴが終了します。
発達障害があっても、楽しく集団活動に参加してほしい場合には、おすすめです。
ADHDの注意転導性(注意散漫さなど)や自閉症の感覚調整障害(感覚過敏など)を踏まえて、刺激の少ない穏やかなゲームカラーとしております。
また、お子さんのコンディションによって、BGMとサウンドの音量調整も可能です。
【最後に】レビューよろしくお願いします!
ビンゴゲームをリリースしましたが、まだまだ完成形だと思っていません。
実際にいろんなご家庭で試してもらい、改善点があればどんどん良いゲームに仕上げていきたいと思っています。
App StoreとGoogle Playでリリースされているので、ぜひインストールして、ご意見をお待ちしております。
いつも子育てハック大全をご覧になっていただきありがとうございます!
管理人のおつるです。
本日は、発達障害児向けのアプリについて、ご紹介させてください。