今回の記事では、Unityを学ぶことができるUdemyの学習動画を3つ厳選して紹介します。
「Udemyってたくさんコースがありすぎて、何選んだらいいかわからない…」と悩んでしまいませんか?
筆者はUdemyで、Unityコースを10個以上受講しており、良いものあれば悪いものもありました。筆者が今まで受講してきた経験を交えて、オススメのUnityコースを3つ紹介しますよ。
また、記事の後半では、筆者が難しくて挫折してしまったコース、間違って購入してしまったコースも紹介!
これからUdemyで講座を受講しようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
Table of Contents
Udemyとは?Unityを勉強するやり方の一つ!
Udemyは、2010年からアメリカの方でサービスを開始し動画学習サイトのことです。
Unityだけでなく、他のプログラミング言語全般や、ブログの書き方、何かの分野に特化した仕事術など、なんでも講座が揃っています。
個人が持つノウハウを動画教材にして、報酬をもらうことができるサービスです。
一度動画を購入してしまえば、何度でも動画を視聴することができますし、質問を投げかけることもできますよ。
次の見出しからは、筆者が実際に受けてよかったコースを詳しく紹介していきますよ。
超初心者向け!UdemyのUnityコース①ブロックを崩しでゲーム開発入門
最初に紹介するUnityコースは、「ブロック崩しを作って学ぶ!Unityゲーム開発入門」です。
こちらのUnityコースは、ブロック崩しを作りながらUnityの操作と、簡単なC#を学ぶことができる超初心者向けの動画です
こちらの講座のおすすめポイントは、以下の4つとなります。
- 字幕付きで解説している
- 短時間でゲームが作れる
- 質問に対するレスポンスが早い
- 質問にきちんと回答してくれる
字幕付きで解説している
講師の山田龍明さんは、普段から専門学校でゲーム開発を教えている方なだけあって、教え方が本当に上手でした!
動画はなんと字幕付き!講師の解説がテロップでも流れているので、多少講師の説明を聞き逃しても、スムーズに学習することができますよ。
私はいままで、Unityコースを10個以上購入していますが、動画編集までやっているUnityコースは見たことがありません。
受講者の理解をとことんサポートしているUnityコースと言えますね。
短時間でゲームが作れる
そして、2~3時間の受講でブロック崩しゲームが作れてしまうのも、ありがたい点。
他のUnityコースよりもボリュームは少ないですが、確実にゲームを作ることができます。
質問に対するレスポンスが早い
Udemyには、Q&Aで質疑応答するサービスがあり、講師に質問を投げかけることができます。
講師の山田さんは、質問に対するレスポンスは1日以内に返信してくれます。しかも、わかりやすく教えてくれました。
一般的にUdemyで質問すると、2,3日後に返信が来ることはざらにありますが、このコースでは質問の返事は1日以内に来ていましたよ。
質問にきちんと答えてくれる
他のUnityコースで質問しても、「よく、○○と検索したらわかります」とか「単元〇〇を復習してみてください」といったように、結局自分で調べるようにと、返されることも多いです。
しかし、山田さんの質問対する回答は、画像を使ってわかりやすく教えてくれてました。
ちなみに、私は、勉強しながら作ったゲームをアレンジしたのですが、講座には直接関係しなかった知識も質問で教えてくれましたよ。
「アレンジするなんて、素晴らしいです!」って褒められてちょっと嬉しい気持ちにもなりました。
反復学習がすごい!UdemyのUnityコース②『スタジオしまづ』脱出ゲーム開発入門
次に紹介するUnityコースは、Unity2D脱出ゲーム開発入門:Unityインストラクターが基礎から教えるセーブ機能マスターコース【スタジオしまづ】です。
こちらのゲームは、しまづさんが講師をされているコースになります。しまづさんは、Udemyでたくさんのゲーム開発の動画を公開しており、私も大変お世話になっています。
私は、しまづさんの動画を8つ購入していますが、初心者に一番オススメなのが、こちらの脱出ゲーム開発入門です。
こちらの講座のおすすめポイントは、以下の3つになります。
- C#の基礎を徹底勉強できる
- 反復練習ができる
- スクリプトをたくさん書く
C#の基礎を徹底勉強できる
この講座に限らずしまづさんの講座であれば、大体C#の基礎を学べる動画がついています。2時間ほど収録された動画で、if文、Switch文など、C#の基本を学ぶことができます。
ある程度、基礎知識がある方は、この講座をスキップしていきなり本編の脱出ゲーム作り方入る方もいるようですよ。
反復練習ができる
こちらのコースでは、脱出ゲームに必要なコーディングやUnityエディター上での設定を、何度も繰り返して勉強することができます。
脱出ゲームの特徴としては、「画像にボタン機能をつける」、そして「ボタンが押されたらしかけが発動する」といった実装がたくさんあります。
同じような、実装を何度も反復練習することができるので、自然とC#とUnityの操作に慣れていくことができるでしょう。
スクリプトをたくさん書く
スクリプトファイルは20個以上作成するため、かなり手を動かしてコーディングするゲームです。
しかし、同じようなコーディングの連続なので、初心者が今さっき習ったコードを自分で書いて復習しやす講座となっていますよ。
スクリプトがたくさんあると、たくさんあるスクリプトをどのように管理していくのかが重要になっていきます。
スクリプトの管理方法も学ぶことができるので、ひたすら手を動かしてコーディングを頑張りたい方向けの講座です。
初心者がプログラミングを覚えるには、手を動かすのが一番です。反復学習を繰り返すことで、基本的な操作を学ぶことができる良質なコースですよ!
アニメーションが学べる!UdemyのUnityコース③マリオ風2Dゲーム作成
3つ目に紹介するのも、しまづさんが講師をしているUnityゲーム開発入門:Unityインストラクターが教えるマリオ風2Dアクションゲームを作成する方法【スタジオしまづ】です。
講座タイトル通り、Unityでマリオ風のゲームを作成するコースとなります。
こちらのコースのおすすめポイントは以下の3つです。
- コーディングが少ない
- Unityならではの機能をとことん勉強できる
- ゲーム開発者の考え方を知ることができる
コーディングが少ない
こちらのコースでは、スクリプトのファイルが5つしか使用しないため、少ないコーディングでゲームを作ることができます。
初心者で「コーディングを打つだけで時間がかかる」「C#がよくわからない…」という方も無理なくできます。
Unityならではの機能をとことん勉強できる
コーディングの量が少ない一方、こちらのコースでは、Unityの特徴的な機能(アニメーション、当たり判定、エフェクトなど)を重点的に学ぶことができます。
「プログラミングをそこまで知らなくてもUnityだとゲームが作れてしまう」と言われるのも、Unityに元から備わっている素晴らしい機能のおかげなのです。
例えば、こちらのコースでは、キャラクターを上下・左右に動かしたり、死亡したり、敵を倒したりするときのアニメーションをコーディングなしで、微調整することができます。
プログラミングも大事ですが、Unityの基本的な機能をしっかり学ぶのも良いですね。
なお、アニメーションの発動条件を設定する時は、コーディングします。
ゲーム開発者の考え方を知ることができる
しまづさんのUnityコース全般的に言えることでもあるのですが、こちらのコースでは、しまづさんがぶっつけ本番でゲームを作っているかのように、作り方を解説しています。
まるで、しまづさんと同時並行でゲームを作っている感じです。
しまづさん自身も試行錯誤しながら、ゲームを作り上げているので、「エラーが起きたときには、ここを見るんだな」と困ったときの対処方法を学ぶことができます。
実際に、自分ひとりでゲームを作っていくと、必ずエラーに遭遇します。
その都度自分で調べていく力が必要になるので、ゲーム開発者の考え方を学ぶことができるしまづさんのコースは、いくつ受講しても損にはなりませんよ。
初心者には難しいUdemyのUnityコース:カードゲーム作り
次に、初心者には難しいUdemyのUnityコースを1つ紹介します。そのコースは、Unityインストラクターが教えるシャドウバースのような本格2Dカードゲーム開発コース【スタジオしまづ】です。
結論的に述べると、こちらの講座は難しすぎて挫折したUnityコースになります。それもそのはずで、こちらのコースは中級以上の方を対象としています。
中級者ってどれくらいなのかがわからず、「Unityコースを何個もやってるから大丈夫だろう!」って思っていたら、難しすぎました…。
特に、敵カードのAIを作ったり、ドロー、マナコスト、墓地などカードゲームのアルゴリズムを作るのが難しかったです。
ゲームとしては完成しても、自分がいま書いているコードが、何がどう関係しているのか、わからなくなってしまいました。
そのため、カードゲーム開発コースは、「プログラミング的思考ができるようになってきた!」と自信がついた方が受講することをオススメします。
間違って買ってしまったUdemyのUnityコース:言語が違った…
次に、間違って買ってしまったUdemyのUnityコースを紹介します。そのコースは、3D Labyrinth game with Unity 3D and Leap Motion supportです。
こちらは、リープモーションという手の形を認識してくれるセンサーを使ったUnityコースです。
日本語では、こういった外付けのセンサーをUnityと組み合わせて教えてくれるコースがなかったため、やむを得ず英語のコースを購入しました。
英語がわからなかったというわけでないのですが、一番の問題はC#ではなくJavaScriptでコーディングしていたことです。
実のところUnityは、昔JavaScriptでも開発できていました。現在はC#だけです。
どんな言語で開発しているかをきちんと調べずに、購入してしまいました。
JavaScriptはC#と少し似ている箇所があるので、まったくできないわけではないですが、C#をこれから勉強する初心者にはオススメできません。
Unityの勉強ならUdemyが熱い!
UdemyでUnityを勉強するメリットは以下の3点あります。
- 一度購入すれば永久に受講できる
- 最大でも、24,000円の講座の安さ
- 質問し放題
Udemyは、一度動画を購入すれば、永久に視聴することができます。
似たようなサービスでドットインストールがありますが月額課金制だと、退会すれば視聴できなくなってしまいます。
Udemyでは、あなたのライフスタイルに合わせた学習ができますよ!
プログラミングスクールでのUnity学習も魅力的ですが、最低でも10万以上は用意しないといけないので、かなり金銭的なハードルが高い人もいるかもしれません。
一方で、Udemyは、一番高い価格でも1コース24,000円となっています。
プログラミングスクールのように、メンターと対面でわからないことを教えてもらえるわけではありませんが、チャットで質問することができますよ!
なお、プログラミングスクールについても気になる方は、筆者が昔通ったことがあるので、こちらの記事も参考にしてみてください。
UdemyのUnityコースを格安で受講する方法
UdemyのUnityコースは、だいたい24,000円の価格で販売されていることが多いです。ですが、たまに95%割引で1,500円の格安でセールされていることがあります!
どのようなタイミングでセールされているのかは、不明。しかし、私のように毎日Udemyにログインしていれば、「あっ、今日セールやってるんだ!」と気づきます。
毎日ログインしている経験から述べると、月末から月初めにかけて月1回の頻度でセールが開催されていることが多いです。
Udemyからいつセールを開催されるのかは、明らかにされないのですが、定期的にUdemyのサイトを訪れてみることをオススメしますよ!セール中ならラッキーです!!
UdemyのUnityコースはどのように選んだら良いのか?
UdemyのUnityコースは、累計5000以上もあるので、何を選んだら良いのか、迷ってしまいますよね。
選ぶ基準は、評価や値段なども良いですが、オススメの選び方は、「作りたいゲームが作れるか?」になります。
なぜなら、どのようなゲームを作るかによって、それぞれテクニックや作り方の手順が異なるからです。
例えば、脱出ゲームとパズルゲームには、それぞれ別々のテクニックがあり、そのテクニックを知っていることでスムーズにゲームを開発できるのです。
そのため、UdemyのUnityコースを選ぶときに迷ったら、自分が作りたいゲームが作れるコースを選びましょう。
Udemyの返品制度を活用しよう!
プレビュー動画をみたり、レビューをみたりして購入しても、「期待とは違かった…」となることも。でも、Udemyなら安心です。
Udemyには、30日間無料返金制度があります。どのような理由でも、返金できるので積極的に活用してみてください。
購入するかどうしよう…と悩むコースであっても、「とりあえず買っちゃおう!」という選択ができてしまうのが、Udemyのありがたい点ですね。
まとめ:UdemyでUnityコースを受講してみよう!
ここまで、私が今まで受講してきたUdemyのUnityコースの中で、初心者にオススメのコースを3つ厳選してお伝えしました。
どれも、初心者が理解しやすい内容で、しかも身につくコースなので、どのコースを選ぼうかを悩んだら、ぜひ今回紹介した3つのコースを検討してみてください。
購入して「なんか違うな…」と思っても、30日以内であれば返金することができますよ。ぜひ、UdemyをUnity勉強の一つとして、活用してみてくださいね。