今回の記事では、初心者向けのUnityおすすめの本を3つ厳選して紹介します。
プログラミングスクールに通ったことのある筆者ですが、Unityを初めて勉強した時は参考書を使っていました。
筆者が実際に使ってみた感想やどんなゲームを作ることができるのか、簡単に紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
Table of Contents
今回紹介するUnityの本はこちら!
筆者がUnityを勉強し始めた時は、本で独学で頑張っていました。
その時に使っていたUnity参考書の中で、オススメの本を3冊紹介していきます。
3冊の本は以下のとおりです。
- UnityではじめるC#
- Unityの寺子屋
- 10日で学ぶUnity5
すべて筆者が熟読した本ですので、ぜひ参考にしてください。
オススメのUnityの本①UnityではじめるC#
1つ目に紹介するUnityの本は、エムディエヌコーポレーションから発行されている『UnityではじめるC#』です。
タイトルにもあるように、Unityに慣れながらC#を勉強していく参考書になります。
Unityで使うプログラミング言語は、C#です。
C#の知識がないと、ちょっと手の込んだゲームは作ることができません。
そのため、C#とはそもそもなんなのか、プログラミングでよく使う言葉の”変数”や”宣言”などの理解を深めてから、ようやくゲームを作っていく章の構成となっています。
『UnityではじめるC#』で作れるゲームはこちら
『UnityではじめるC#』で作成できるゲームは、宝探しゲームとなります。
4つの切り替え画面が作って、ハンマーや鍵など、金庫を開けるための道具を集めて、お宝をゲットするゲームです。
アニメーションも使わず、シンプルな構成。
そして、ほとんど挫折する要素がなく、達成感を味わえるゲームとなっています。
ゲームをどのようにつくるのかを、知るのに最適な参考書といえます。
オススメのUnityの本②Unityの寺子屋
2つ目に紹介するUnityの本は、同じくエムディエヌコーポレーションから発行されている『Unityの寺子屋』です。
『Unityの寺子屋』は、『UnityではじめるC#』の続編のような本。
C#の基礎的な理解にはそこまで触れずに、実際のゲーム作りを通じて、C#とUnityそのものをより深く理解していくことができます。
また、誰もは一度は気になるであろう「アプリゲームで収益化をする方法」についても紹介されていますよ。
『Unityの寺子屋』で作れるゲームはこちら
『Unityの寺子屋』では、スーパーマリオブラザーズのようなサイドビューアクションを作成することができます。
誰もが、一度遊んだことのある馴染み深いスタイルのゲームをあなたの手で作ることができる本です。
このゲームでは、メインキャラのお坊さんが障害物にぶつかったり、コインをゲットしたり、的キャラにぶつかるとダメージを受けます。
その際のキャラの動きや効果音など、何かにあたった時の条件分岐を詳しく学ぶことができるでしょう。
オススメのUnityの本③10日で学ぶUnity5
3つ目に紹介するUnityの本も、同じくエムディエヌコーポレーションから発行されている『10日で学ぶUnity5』です。
こちらの本は、10個の章に分かれており、1つの章が無理なく取り組める量になっており、スイスイ読み進めることができます。
また、一般的な参考書と異なる点は、1つのゲームだけを詳しく作っていきながらUnityを勉強するスタイルを取っていることです。
広く浅くゲームを作るのではなく、1つのゲームを深く開発していくので、完成時にはクオリティの高いゲームになっていますよ。
『10日で学ぶUnity5』で作れるゲームはこちら
こちらの本で、作れるゲームは、エビフライが釣り針や他の魚に食べられないように、右へ進んでいくゲームです。
最初は、エビフライが泳ぐだけのゲームですが、アニメーションや敵キャラの配置、スコアの記録まで、実装することができます。
エビフライのバットエンドのパターンが2パターンあるのですが、シュールな終わりを迎える面白いゲームに仕上がりますよ。
本で勉強する時の注意点
ここで、本で勉強する時の注意点を3つ紹介します。
些細なコーディングミスが多くなる
1つ目は、コードのささいな打ち間違えに注意することです。
インターネットで調べながら勉強するのとはことなり、一文字ずつ書籍と照らし合わせながら、コーディングしていくため、ミスが生じやすいです。
特に、「.(ドット)」は見逃しやすいですよ。
Unityのバージョンが古い場合がある
2つ目は、書籍で使っているUnityバージョンとあなたのUnityのバージョンが異なる場合があることです。
参考書で使っているバージョンは、現在のバージョンよりも古いことがほとんど。
バージョンの違いで、思うようにプログラムが動かないことも多いので、参考書に合わせたバージョンをUnityHubにインストールしておきましょう。
わからなくなっても質問できない
3つ目は、わからなくなっても質問できないことです。
書籍通りに進めていたつもりでも、どこかで間違っていたり、見落としていたりすることがあります。
そんな時は、どれだけ読み込んでも間違いがわからないドツボにハマってしまうので、挫折しやすくなってしまいます。
本での学習で行き詰まったら、Googleで調べたり、teratail(テラテイル)で調べたりすると良いですよ。
Unityの参考書を購入するポイント
Unityの本を購入するときには、全くの初心者なのか、2冊目以降なのかで、選ぶ本に違いが出てきます。
全くの初心者の場合は、特に気にすることなく、自分が読破できそうな本を選ぶことです。
2冊目以降の場合は、Unityのどんなことを学びたいかで、本を選びましょう。
例えば、「次は、セーブ機能のやり方を知りたいな…」とあなたが思ったとします。
その場合は、本の目次を見て、セーブ機能の実装について書いてある本を選びましょう。
どんな本も、実際にゲームを作りながらUnityを勉強していく構成になっていますので、その作るゲームにあなたが勉強したい内容があるかどうかを、チェックしてから購入してみてください。
まとめ
今回の記事では、オススメのUnityの参考書を3つ紹介しました。
この3冊は、どれも初心者にもわかりやすくゲームも作ることができる教材ですので、ぜひ使ってみてください。
「まだUnityを使ったことないよ」という方は、Unityのインストール方法の記事を参考にして、取り組んでみてください。