今回の記事では、WindowsPCを使って、Unityのインストールの仕方を一から徹底解説します。
私がUnityを始めたころは、そもそもパソコンになにかインストールしたことがないし、英語表記もたまにでてきますから「本当にこれでOKなのかな?」って何回も心配になっていました。
「Unityをこれから始めるぞ!」という人向けに、安全にきちんとインストールできるように、丁寧にやり方を紹介していきますので、ぜひ最後まで記事をご覧になってください。
Table of Contents
Unity Hubをインストールする
まず、ブラウザの検索窓に「Unity ダウンロード」と検索しましょう。
そうすると、「Unityをダウンロード」と一番上に表示されるので右クリックします。
すると、上写真のようにUnity公式ページのダウンロードページに飛びます。
Unityにはいくつかバージョンがありますが、それを管理するための「Unity Hub」をダウンロードします。
右側の黄緑色のボタンに「Unity Hubダウンロード」とあるので、クリックすると、すぐにダウンロードが始まります。
ダウンロードが完了すると、「ライセンス契約書」という表示が出てくるので、「同意する」をクリックします。
このまま「インストール」を押しましょう。
「完了」ボタンを押します。
「アクセスを許可する」を押すと、インストール完了です。
そうすると、Unity Hubの画面が出てきます。
もし「Unity Hub」の画面が出ていなければ、下のタスクバーやデスクトップにアイコンがあるので、ダブルクリックして起動しましょう。
Unity IDを作成しよう
上写真がUnity Hubの画面です。
右上の人のマークを押すと、Unity IDを作成するページに飛びます。
すると、Unity IDでサインインという画面に変わります。
この時に、「Unity IDお持ちでない方はこちらでIDを作成してください」という文章の「IDを作成」とクリックします。
メールアドレスとパスワード入力します。パスワードは任意です。
その下にユーザー名の記入がありますので、記入してください。
ちなみに、ユーザーネームもフルネームも本名でなくても大丈夫ですよ。
両方とも同じ名前でもOKです。
そのあと同意のところ2つをチェック入れて「Unity IDアカウントを作成」のボタンをクリックしましょう。
すると、メールを確認してくださいとメッセージが来ます。
ちなみに、GoogleやFacebookでのアカウントを持っている方は、すぐにUnity IDを作成できますよ。
私の場合は、G-mailで登録しました。
登録したメールアドレスにメールがすぐに来ているので確認しましょう。
すると、「Link to confirm email」のボタンがあるので、クリックします。
続行ボタンを押して、指定された画像を選択すると、「私はロボットではありません」のチェックが付きます。
そして、検証を押すとIDが作成されます。
ID作成時に使用したメールアドレスとパスワードを入力して、サインインをします。
サインインできたら、今度はUnityをインストールしましょう!
次の見出しから実際のインストール方法の解説に入ります。
Unityのバージョンを選んでインストールしよう
次に、実際にUnityをインストールしていきますよ。
パソコンのスペックによってもインストール時間が変わりますが、30分くらい時間に余裕をもって取り組んでください。
ライセンスを取得する
まずは、Unity Hubの左上に「ライセンス整理」をクリックします。
次に、右上に「新規ライセンスの認証」をクリック。
すると、ライセンス契約に関する画面が出てくるので、「Unity Personal」と「Unityを業務に関連した用途に使用しません」を選択します。
ちなみに、Unity Personalは無料版です。
有料版のPlusまたはProは機能がより充実していますが、初心者が使うならPersonalで十分です。
筆者もPersonalのみでゲームを作っています。
Unityを業務で使うわけでなければ「Unityを業務に関連した用途に使用しません」を選択して大丈夫です。いずれゲーム開発で仕事しようと思っている人でもPersonalで十分です。
Unityバージョンを選ぶ
次にインストールするUnityバージョンを選んでいきます。
まずは、Unity Hubの左にある「インストール」を押します。
次に、右上の青いインストールボタンをクリック。
そして、バージョンを加えるという画面が出てきますので、Unity2019年LTS版をクリックします。
LTSは、Long-Term Support「長期サポート」のこと。
他にも、いろんなバージョンがありますが、LTSはバグの少ないバージョンになります。
写真では、Unity2020.1.5f1が最新でリリースされていますが、あまり機能的に変わりないです。
次にモジュールをインストールします。
ここは、Unityで作ったゲームをスマートフォンで使えるようにするために、「Android Build Support」を選択しておきましょう。
実際多くのユーザーiPhoneを使っているかと思いますが、UnityはWindowsのPCからはAndroid用のゲームしか開発できないのです。
Macの場合は、iPhoneでもAndroidでもどちらもゲームを作ることができます。
そのため、WindowsPCを使う人は、iPhone用のゲームは作れません。
UnityとVisual Studioのインストールを待つ
2019年LTS版のUnityのインストールが実行されます。終わると、Visual Studioのインストールも自動的に開始。
このインストールにパソコンのスペックによっては、30分くらいかかるので、じっくり待ってください。
そうしたらUnityのインストール終了です!
Unityでプログラミングを書くための編集エディター(画面)のことです。
Unityでは、C#というプログラミング言語を使ってゲーム開発をしていきます。
Unityでプロジェクトを作ってみよう
ここまで来たら、実際にプロジェクトを作成してみましょう。
まず、左上のプロジェクトを押します。
そのあと、右上の青い新規作成ボタンを押して、インストールした2019年のLTS版のUnityバージョンを選択しましょう。
プロジェクト名を「Test」にして、保存先をデスクトップのフォルダにしましょう。
私は、あらかじめ、デスクトップに「UnityDataBank」と保存用のフォルダを作成しておきました。
保存先が確定したら、右下の青い作成ボタンを押しましょう。
このように、ゲーム空間が出てきましたか?こうなれば成功です。
まとめ:Unity のインストールの仕方
今回の記事では、WindowsPCを使ってUnityのインストールの仕方を一から徹底解説しました。
今までプログラミングをやったことがない初心者からすると、ゲーム開発エンジンをインストールするだけでも、結構大変なんです。
つまづきが多いほど、挫折しやすくなるもの。今回の記事を読んでいただけたら、スムーズにインストールできるはず。
実際にプロジェクトを作成して、Unityのいろんな機能を試してくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
Unity公式ページを新しいタブで開き、この記事と照らし合わせながらUnity のインストールに取り組むと良いですよ。