タブレット学習の一つであるスマイルゼミは、すららのように発達障害の専門家が監修したものではありません。
あくまで、健常児を対象に作られています。
そのため、発達障害の子どもにも、スマイルゼミを上手に使いこなせるのか心配ですよね?
しかし、スマイルゼミはある特定の障害を持つお子さんにはピッタリの教材なんです。
なぜ、発達障害の子どもにおすすめなのか、その理由を詳しく解説しますので、気になる方はぜひ記事を最後まで読み進めてください。
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スマイルゼミは、読み書きが苦手な発達障害児におすすめ!
結論、スマイルゼミは発達障害のお子さんにおすすめのタブレット教材です。
ただし、すべての発達障害の子どもにおすすめかと言うと、そうではありません。
スマイルゼミの特徴上、発達障害の中でも、特に読み書き障害を持つお子さんにピッタリの学習教材なのです。
なぜ、読み書き障害を持つお子さんにスマイルゼミがおすすめなのかは、次の章から詳しく解説します。
読み書き障害の中でも、読みが苦手な障害を読字障害(ディスレクシア)で、書きが苦手な障害を書字障害(ディスグラフィア)と呼びます。
読み書き障害と算数障害(ディスカリキュラ)をあわせて、学習障害(LD)とひとくくりされることもあります。
発達障害児にスマイルゼミがおすすめな理由①タッチペンで字が書ける
発達障害のお子さんにスマイルゼミがおすすめな一つ目の理由は、高性能なタッチペンがついていることです。
スマイルゼミのタッチペンは、手のひらが画面についても、ペン先がきちんと反応して字を書くことができます。
発達障害のお子さんは、字をきれいに書くことに苦労することが多いので、正確な字が書けるまでタブレットが正誤判定を自動でしてくれるのです。
親がいちいち間違いを指摘する必要もないので、子どもがひらがなや漢字を楽しく学んでくれるでしょう。
発達障害児にスマイルゼミがおすすめな理由②読み上げ機能がある
二つ目の理由は、読み上げ機能があることです。
発達障害のお子さんの中には、文章を読むのがとても苦手な子どももいます。
算数や理科の設問を読むだけでいっぱいの状態では、肝心の中身の理解が進みません。
そのため、文章の読み上げ機能を使うことで、文字を読むハードルを下がり、内容理解を深めることができるでしょう。
発達障害の子どもにスマイルゼミを使ってみた口コミ
ここで、スマイルゼミの口コミを確認してみましょう。
支援級に通っているお子さんでも、学年相応の勉強についていけているようです。
タブレットで反復練習をして、苦手なことをうやむやにしなくて済んでいますね!
【他社比較】スマイルゼミ以外のタブレットは?
ここで、スマイルゼミと他社との比較をしてみましょう。
読み上げ機能 | タッチペン機能 | その他の特徴 | 料金 | その他の料金 | |
スマイルゼミ | あり | あり | タッチペンの性能が良く、「書き」に特化 | 1ヶ月で3,278円〜 | タブレット代: 10,978円 |
チャレンジタッチ | あり | あり | プログラミングと電子書籍1,000冊 | 1ヶ月で2,980円〜 | タブレット代:9,900円 |
天神 | あり | なし | 日本LD学会で効果は実証済み | 1年で132,000円〜 | 読み上げ機能の追加:55,000円 |
すらら | あり | なし | 発達障害の専門家による学習サポート | 1ヶ月で3,718円〜 | 入会金:7,700円〜 |
タッチペンがついているのは、スマイルゼミとチャレンジタッチのみです。
実は、タブレット教材にタッチペンが付いているのは、スマイルゼミとチャレンジタッチなんですよ。
そのため、書く練習をしたいとなれば、スマイルゼミかチャレンジタッチを利用することになります。
また、読みあげ機能による聞き取りやすさは、各社とても良いので、正直言って大した比較にはなりません。
ただし、天神は読み上げ機能をオプション料金を払って、追加する必要があります。
他社比較から見えるスマイルゼミのデメリットは?
スマイルゼミは、タッチペンと読み上げ機能があって、比較的安く利用できる点がメリットですが、デメリットもあります。
他社のタブレットよりも、発達障害に効果があったという報告が少ないのが気になる所です。
天神やすららは、発達障害の子どもへの効果が、実証実験で証明されています。
一方で、スマイルゼミは口コミでは、「発達障害の子どもにすごくよかった!」と、聞かれているものの、確かな証拠はないのです。
効果のあるタブレットを使いたいと考える親御さんにとっては、スマイルゼミの購入は躊躇するかもしれません。
こんな発達障害の子供には合わないかも
さらなるデメリットとしては、知的障害のあるお子さんには、タブレット学習が役に立たない可能性があることです。
程度の差がありますが、知的水準が低いとそもそも学年相応の教科学習が難しいこともあります。
例えば、知的障害のある小学3年生でも、幼児向けのひらがなの読みや、色のマッチングの方が、レベル的には合っていることもあるのです。
タブレット学習が知的障害のお子さんを置いてけぼりにしかねないので、無理にタブレット教材を導入するのは避けましょう。
また、強度行動障害を併発する発達障害児の場合は、タブレット端末を衝動的に破壊してしまう可能性があります。
何度も破壊すると、「タブレットを壊す=意思表示する」と誤学習しかねません。
何より、お子さんが怪我してしまう可能性もあります。
そのため、強度行動障害のあるお子さんへのタブレット教材は、慎重に導入しましょう。
強度行動障害とは、自分の体を叩いたり食べられないものを口に入れる、危険につながる飛び出しなど本人の健康を損ねる行動、他人を叩いたり物を壊す、大泣きが何時間も続くなど周囲の人のくらしに影響を及ぼす行動が、著しく高い頻度で起こるため、特別に配慮された支援が必要になっている状態のことを言います。
読み書きに障害があるなら、早めにタブレット学習を取り組むべし
あなたのお子さんが、小学1〜3年生で読み書きに困っているのであれば、すぐにでもタブレット学習を進めるべきです。
なぜなら、学年が上がるにつれて、各科目の内容理解が難しくなるので、読み書きの段階からつまづいていたら、周りの子どもに遅れるとるからです。
勉強ができないというのは、単にテストの点数が低いだけにとどまりません。
クラスの子から、「お前バカだな」といじめられる可能性もあります。
また、仮にそうではなくても、テストの点数が取れない自分ということで、自分に対する自信が喪失することもあるでしょう。
自信がなくてナヨナヨしている子どもになるのは、親としても心が苦しいですよね。
勉強ができないことは、自己肯定感の低下や不登校など、いわゆる二次障害をもたらす危険があるのです。
そのため、現時点で問題意識を感じている親御さんは、できるだけ早くタブレット学習の環境を整えてあげましょう。
結論、スマイルゼミは読み書きが苦手な発達障害児におすすめ!
結論、スマイルゼミは、読み書き障害のあるお子さんには、とてもおすすめのタブレット学習です。
タッチペンで字の練習を、読み上げ機能で読みの練習と内容理解を狙うことができます。
- 字を綺麗に描けるようになってほしい
- 読み上げ機能で、苦手な音読をサポートしてほしい
上記のようなお子さんには、ぜひチャレンジタッチを試してみてください。
ちなみに、スマイルゼミでは、無料資料請求やお試しタブレット学習など、初めてのお子さんに優しいキャンペーンを実施中。
2週間以内にタブレットを返却すれば、全額返金サービスもありますので、お子さんの反応をこの機会にぜひ試してみてください。
ADHDのこのお子さんは、塾だと勉強に集中できなかったようですね。
そこで、自宅で自分のペースでタブレット学習をすることで、学びの質を高めることができたようです!