あなたは、小学生がどのようにタイピング練習を継続できるのか、ご存知ですか?
タイピングは、どうしても国語や算数よりも優先順位が低いので、忙しくなると後回しにしがちです。
しかし、タイピングは毎日やらなければ当然上達しませんので、いかに無理なく継続できるのか?を工夫する必要があります。
そこで、今回の記事では、小学生がタイピング練習を続けるコツを5つ紹介します。
記事の序盤では、おすすめのタイピング教材を紹介していますので、継続するコツを知りたい方は、記事の後半に飛んで確認してみてください。
Table of Contents
小学生のタイピング練習におすすめの教材3選
小学生のタイピング練習によく利用される教材を3つお伝えします。
Playgram Typing(プレイグラムタイピング)
指の基本的なポジションを覚えるところから、丁寧に学ぶことができます。
また、タイピングを素早く正確にできるようになれば、ゲーム内の経験値があがります。
レベルアップして、ランクがどんどん上がっていくので飽きずにタイピング練習ができます。
Popタイピング
タイピングに成功するたびにポップコーンが作られるゲーム。
タイピングするたびに、気持ちがよいポップコーンの破裂音がなります。
時間制限もゆるいので、無理なく始めることができるでしょう。
寿司打
お寿司が好きなお子さんにおすすめなのが、寿司打。
左側からお寿司がレールに乗って流れてくるので、時間内に指定された文字をタイピングします。
ただし、お寿司がレールの上を流れるスピードが意外と早いので、いきなり『寿司打』から始めると挫折してしまうかもしれません。
そのため、ある程度タイピングを練習してから寿司打を始めることをおすすめします。
小学生はいつからタイピング練習をやれば良い?
小学生といっても、1年生から始めるのはさすがに早すぎます。
ローマ字を学校で習うのは小学3年生からです。
そのため、小学3年生からタイピング練習をすることをおすすめします。
しかも、どれくらいのレベルまでタイピングできていれば良いのかは、文部科学省で規定されています。
- 小学生:10分間に200文字程度の文字が入力できる
- 中学生:10分間に300文字程度の文章が正確に入力・編集できる
引用:https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/056/shiryo/attach/1249670.htm
今日、国語の教科書を忘れて困っていた時に、となりの席のさくらちゃんが、見せてくれました。おかげで授業を安心して受けることができました。もしさくらちゃんが教科書を忘れてしまった時は、僕が貸してあげたいです。
上記にあるのは、200文字の文章の具体例です。
これくらいの文章を10分間でタイピングできればよいということになります。
小学生がタイピングが上達するには、毎日練習をすること!
タイピングが上手になるためには、毎日練習することが大切です。
『継続は力なり』と言いますが、毎日やらなければ小学生でもタイピングの上達は難しいでしょう。
しかも、何事も始めたばかりの頃が一番苦しく、途中で諦めたくなってしまうものです。
そのため、「いかに挫折せずにタイピング練習をするのか?」が重要となります。
そこで、次の見出しからは、小学生がタイピング練習を続けられるコツを5つ詳しく解説しますので、続きをご覧ください。
小学生がタイピング練習を続けるコツ①始めるハードルを小さくする
小学生がタイピング練習を続ける一つ目のコツは、タイピングを始めるハードルを小さくすることです。
一行だけタイピングをやる
一文字でもいいから打つ
上記のようにタイピング練習をハードルをできるだけ下げてみましょう。
どんなに疲れている日でもやる気の出ない日でも、一文字は打つことはできそうですよね?
一文字打てば、実際五文字くらい打ちます。
しかも、多くやる分には構わないし、結果的に目標値以上の成果を達成できます。
そのため、小さすぎて絶対に失敗しない目標を立てて、お子さんに毎日タイピング練習をしてもらいましょう。
小学生がタイピング練習を続けるコツ②日常生活に組み込む
小学生がタイピング練習を続ける二つ目のコツは、タイピングを日常生活に組み込むことです。
できれば、毎日行う活動とタイピングをセットにすると、タイピング練習が継続します。
テレビゲームの開始時刻と終了時刻パソコンで記録する
〇月〇日 〇曜日 開始時間16:00 終了時間17:00
上記のように、ワードやエクセルに入力するのがおすすめです。
ゲームが毎日の習慣であるお子さんが多いので、ゲームをしたら時間を書くと決めると良いでしょう。
いずれにしても、毎日歯を磨くのと同じくらい日常の中にタイピングをいかに組み込めるかを、工夫してみてください。
小学生がタイピング練習を続けるコツ③ゲームのように取り組む
小学生がタイピング練習を続ける三つ目のコツは、ゲーム性のあるタイピング練習を導入することです。
毎日タイピング練習が続かないお子さんなら、ストーリー性のあるタイピングゲームがおすすめ。
タイピングの実力に伴い、新たなステージの解放やレベルアップが、直接的な報酬となり、脳内にドーパミンがたくさん放出されます。
すると、タイピングが上手になること自体が楽しみに変わるので、本当にゲームをしているかのように、タイピング練習を続けることができるようになるでしょう。
小学生がタイピング練習を続けるコツ④期日のある目標をを立てる
小学生がタイピング練習を続ける四つ目のコツは、期日のある目標を立てることです。
目標があるだけで、いつもよりもモチベーション高くタイピング練習をすることができます。
さらに、期日があることによってより緊張感を持って、タイピング練習をすることができるでしょう。
例えば、タイピングのコンテストに出場することを目標にしたり、タイピング検定を受けたりすることも1つのやり方でしょう。
小学生がタイピング練習を続けるコツ⑤仲間とやる
小学生がタイピング練習を続ける五つ目のコツは、仲間と一緒にやることです。
図書館やカフェだと、自宅で一人で勉強やるよりも、集中できる気がしますよね?
同じように、パソコン教室やプログラミング教室に行けば、周りも頑張っているという緊張感を持って、タイピング練習に励むことができるでしょう。
ちなみに、『みんちゃれ』というアプリは、習慣化アプリとして人気です。
パソコンのタイピング練習と仲間と一緒にできるので、モチベーションを保って勉強できますよ。
【おすすめ】最初の数ヶ月だけ、パソコン教室に行くのもアリ
タイピング練習をするには、スクールに通うのが一番ですが、「タイピング覚えるのにわざわざお金払うのもちょっと…」と思う方もいるはずです。
しかし、物事を習慣化させるには、最低でも週4回を2ヶ月間継続することが大切です。
2015年のビクトリア大学の有名な研究結果ですよ!
そこで、最初の2ヶ月を独学でやるのが大変ならば、数ヶ月だけパソコンスクールに通って、タイピングの習慣を体に染み込ませるのも一つのやり方と言えます。
例えば、ICTスクールNELオンラインは、月額11,000円と良心的な料金で、オンラインにも対応しています。
無料体験会も上手に活用して、子どもがタイピングを始める起爆剤にしてみてください。
また、タイピングは興味がないけど、ゲームを作るのは興味があるというお子さんも多いです。
そんなお子さんには、プログラミングからはじめることをおすすめします。
初心者におすすめのプログラミングは小学校の授業でも使われるScratchなので、プログラミング教室を選ぶ際は、Scratch教室を探すと良いでしょう。
まとめ:小学生のお子さんでも無理なくタイピング練習を続ける工夫をしよう!
ここまで、小学生のお子さんが、無理なくタイピング練習を続けるコツを詳しく解説しました。
タイピング練習には、どのような教材を使うのかよりも、どのように取り組んで毎日続けるのか?という方が大切です。
一朝一夕ですぐに上達するものではありませんので、毎日1行でもいいので、お子さんがタイピングを習慣化できることを目標にしてみてくださいね。
最後に改めて、今回紹介したタイピング練習を続けるコツを5つ載せておきます。
- 始めるハードルを小さくする
- 日常生活の組み込む
- ゲームのように取り組む
- 期日のある目標をを立てる
- 仲間とやる
タイピングよりも、国語や算数の方が優先順位は高いですからね。