【ダメな放課後等デイサービス5選】事業所選びに悩む保護者は必見!

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子どものためを思うと、「放課後等デイサービス選びは失敗したくない」と考えたことはありませんか?

ダメな事業所の特徴を知っておけば、子どもにあった放課後等デイサービスを見つけるヒントになるかもしれませんよ。

今回の記事では、ダメな放課後等デイサービスの特徴を5つ厳選して紹介。

記事の後半には、質の高い放課後等デイサービスの特徴も合わせてお伝えするので、ぜひ参考にしてみてください。

ダメな放課後等デイサービスってあるの?

信じたくないことに、世の中にはダメな放課後等デイサービスがいくつもあります。

【首つかみ投げる、ズボン下ろす 川崎の放課後デイで虐待】

川崎市が虐待と認定したのは、首をつかんで児童を部屋に放り投げる▽プールでホースを児童の口に入れ放水する▽児童のズボンを下ろす▽きつい言葉を投げかける、などの行為。1施設の施設長と、もう1施設の従業員の2人が関わった。

引用:https://www.asahi.com/articles/ASP4Z73NHP4ZULOB00K.html(2021年5月1日、朝日新聞デジタル

【知的障害ある女子生徒に足蹴り「粗暴な言動、日常的」 神戸・デイサービス元指導員に罰金刑 神戸地裁判決】

神戸市北区の「放課後等デイサービス」施設で重度の知的障害がある女子中学生(15)を虐待したとして、暴行罪に問われた元指導員の男(51)に対し、神戸地裁は15日、求刑通り罰金20万円を言い渡した。

引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/a85fab59db6654d7b996996172d4020018eea98d(2021年3月15日、Yahoo!JAPANニュース)

どちらも、放課後等デイサービスに通う子どもたちが虐待を受けていたことが判明したニュースです。

虐待以外にも、TVを見せるだけの怠慢や不正受給など、放課後等デイサービスの不祥事は絶えません。

このような放課後等デイサービスには、子どもを安心して預けることはできないですよね。

おつる

次の見出しからは、ダメな放課後等デイサービスの特徴を5つ紹介していきますので、一つずつ確認していきましょう。

令和5年は、放課後等デイサービスにおける児童死亡事件が2件ニュースになりました。

ダメな放課後等デイサービスの特徴①虐待がある

ダメな放課後等デイサービスの1つ目の特徴は、虐待があることです。

児童虐待の防止等に関する法律(第3条)によると、「何人も、児童に対し、虐待をしてはならない。」と、はっきり虐待を禁止しています。

子どもたちの人権を著しく侵害する虐待は、いかなる理由があっても許されるものではありません。

「子どもがスタッフの言うことを聞かない」「何回教えてもわからない」という理由で、子どもを叩いたり、言葉で罵ったりする…。

そんなスタッフがいる事業所は、良い事業とは言えないでしょう。

おつる

子どもがスタッフを怖がっている。放デイに行きたがらない。

そんな場合は、放デイスタッフが子どもと対等な関係を築けていない可能性があります。

ダメな放課後等デイサービスの特徴②スタッフの入れ替わりが激しい

ダメな放課後等デイサービスの2つ目の特徴は、スタッフの入れ替わりが激しいことです。

スタッフの入れ替わりが多いと、子どものことをよくわかるスタッフがいなくなってしまいます。

新しいスタッフが加入したとしても、親はそのスタッフと新しく関係性を構築する必要があります。

そのため、気軽に子育ての悩みを相談することも難しいです。

スタッフが定着しないということは、会社としての体制になんらかの不備があるとことだと言えますよ。

おつる

従業員の待遇が悪い、職場内の風通しが悪い、などなど…

労働環境の過酷さは、スタッフと直接関わる子どもたちへ悪影響を及ぼす可能性があります。

ダメな放課後等デイサービスの特徴③施設内が汚い

施設内が汚くて整備されていないのも、良くない放課後等デイサービスの特徴です。

例えば、子どもが触れるおもちゃが壊れたまま置かれていたら、ケガしてしまうかもしれません。

また、施設内がごちゃごちゃしていれば、「どこにおもちゃを片付けたら良いのか?「どこがリラックスする場所なのか?」

子どもが理解できずに混乱してしまう可能性もあります。

さらに、ほこりやダニに敏感な子どもは、喘息を誘発する危険もあるので、できるだけ整理整頓された事業所を選びましょう。

ダメな放課後等デイサービスの特徴④ケガや忘れ物の報告がない

ダメな放課後等デイサービスの4つ目の特徴は、ケガや忘れ物の報告がないことです。

あなたは、子どものケガや忘れ物について、何も報告を受けなかったら、どのように感じるでしょうか?

私なら、「きちんと子どもをみてくれていない」「仕事をしていない」と思ってしまうかもしれません。

ケガが起きたことは百歩譲って仕方なくても、自分でケガの程度を伝えられない子どももいるので、せめて報告はして欲しいものです。

また、忘れ物の中には、明日使うからすぐ届けてほしいものもありますよね。

良い事業所は、報告・連絡・相談をマメにやってくれていますよ。

おつる

ケガや忘れ物が頻発する事業所では、ケガ防止のリスク管理をしていなかったり、スタッフに働く余裕が少なかったりします。

ダメな放課後等デイサービスの特徴⑤研修をしていない

ダメな放課後等デイサービスの最後の特徴は、研修をしていないことです。

放課後等デイサービスは、子どもをただ預かる託児所とは異なります。

生活能力の向上のために必要な訓練、社会との交流の促進その他の便宜を供与する

引用:https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12201000-Shakaiengokyokushougaihokenfukushibu-Kikakuka/0000082829.pdf(放課後等デイサービスガイドライン)

上記のように放課後等デイサービスは、生活能力の向上図る施設だと厚生労働省のガイドラインで定められているのです。

研修の豊富さは、そのままスタッフの専門性、力量に繋がります。

研修を大切にしない事業所は、子どもにより良い支援を提供する意識が少ないと言えるでしょう。

おつる

ホームページや広報を通じて、研修の様子を公開している事業所は、事業所運営に透明性があってすばらしいですね。

虐待防止研修や感染症対策研修など、義務化されている研修は実施していて当然です。(※実施していないと法令違反です。)

それだけではなく、支援の質を高めるような専門的な研修をしているか否かが、放課後等デイサービスの質を左右します。

こんな放課後等デイサービスはいいところ①専門職が在籍している!

おつる

悪い放課後等デイサービスの特徴が続いたので、ここからは質の高い放課後等デイサービスの特徴を3つ紹介していきますよ!

一つ目の特徴は、専門職が在籍していることです。

放課後等デイサービスの数が増えてきた一方で、質の低下が起きてしまっています。

そのため、国の方で専門的支援加算を新たに設置することで、質の向上を後押ししています。

令和3年度障害福祉サービス等報酬改定で規定された専門職
  1. 理学療法士
  2. 作業療法士
  3. 言語聴覚士
  4. 心理指導担当職員
  5. 国リハ視覚障害学科履修者

引用:厚生労働省「令和3年度障害福祉サービス等報酬改定における主な改定内容」

上記のような専門職を配置している放課後等デイサービスは、支援の質に力を入れていると判断して良いでしょう。

本来、理学療法士や作業療法士などの専門職は病院で働いているのが一般的。

しかも、月に1回程度しか、リハビリを受けられないことも多いです。

しかし、専門職が配置された放デイでは、専門家が常に自分の子どもの育ちを見てくれる上に、いつでも子育ての相談もできるので、親としては心強いでしょう。

おつる

ちなみに、保育士や児童指導員は最低人員基準なので、どの事業所でも必ず存在します。

逆に専門職が在籍する放デイは少ないので、専門職の有無は、放課後等デイサービスを選ぶ上での分かりやすい指標となりますね。

こんな放課後等デイサービスはいいところ②計画書がわかりやすい!

質のいい事業所の個別支援計画書は、しっかり考え抜かれた上で作成されています。

個別支援計画書は、支援の核を担うもの。

一つ一つの狙いとその内容をしっかり説明してくれる事業所は、仮説と検証を繰り返して、子どもの成長を見ている証拠と言えるでしょう。

見学時に、子ども一人ひとりにどんな目標を立てて支援しているのかを、聞いてみると良いでしょう。

こんな放課後等デイサービスはいいところ③親との連携を重視している

保護者との連携を大切にしているのも、良い放課後等デイサービスの特徴です。

保護者との連携は、以下のようなものがあげられます。

  • 送迎時の申し送り
  • 連絡帳
  • 保護者面談

特に、重要なのが保護者面談です。

面談があれば、送迎時の申し送りや連絡帳だけでは、伝えられない細かい困りごとを相談できます。

保護者連携がきちんとした事業所では、親が気軽に子育てに関する悩みを打ち明けることができるでしょう。

なお、事業所内連携加算や家庭連携加算などが手厚く用意されるなど、国の方で相談援助に対する加算が増えてきていますよ。

おつる

放デイの中での支援にとどまらず、家庭内でも応用できる支援を保護者と考えようとする姿勢があるとも言えます。

注意:保護者向けの「放課後等デイサービス評価表」は機能していない

放課後等デイサービスは、国の定めにより、年に1回保護者に対して、保護者等向け放課後等デイサービス評価表を行わなければいけません。

保護者等向け放課後等デイサービス評価表
  • 子どもの活動等のスペースが十分に確保されているか
  • 職員の配置数や専門性は適切であるか
  • 子どもと保護者のニーズや課題が客観的に分析された上で、放課後等デイサービス計画が作成されているか

引用:厚生労働省「事業者向け放課後等デイサービス自己評価表」及び「保護者等向け放課後等デイサービス評価表」についてより、一部の質問を抜粋

上記の第三者評価の仕組みがあるのであれば、放課後等デイサービスの質は担保されると思うかもしれませんが、令和5年に以下の事件が発生しました。

大阪府吹田市の放課後等デイサービスで男子中学生が行方不明となり、その後、川で死亡した事故で、警察は安全管理を怠ったとして施設の代表らを再逮捕しました。

引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/52ceba082bc14fec77add7c408fc082d720b7424(2023年12月12日、Yahoo!ニュース)

詳細は、元記事を辿って確認してもらうと良いですが、他の利用者に暴行を加えた疑いですでに逮捕されています。

問題は、この事件が起こった事業所も、放課後等デイサービス評価表で、保護者からの評価が非常に良かったことです。

そのため、事業所評価が良いからといって、質の高い放課後等デイサービスとは限らないことを知っておく必要があるでしょう。

おつる

悪質な放デイはほんの一部なので、放デイ全体のことではないことは区別する必要があります。

また、事業所評価の用紙は、連絡帳などに入ってくることが多いため、誰が書いたのか明白です。

なので、思うことがあっても保護者は誰も正直なことは書きにくいでしょう。

もちろん、保護者が何を書いても匿名性が担保される仕組み(例:Googleフォーム)を作っている放デイもありますよ。

支援の質の向上を図るため、厚生労働省が定める児童発達支援ガイドラインにて、保護者等による事業所評価、事業所職員による自己評価、事業所全体として自己評価(保護者等の評価結果を踏まえたもの)を行うことが義務付けられているため、毎年1回はどの事業所も実施・ホームページに掲載しなくてはいけません。

まとめ:ダメな放課後等デイサービスの特徴を知っておこう!

ここまで、悪い放課後等デイサービスの特徴を詳しく紹介してきました。

多くの方デイで出てきた一方で、虐待や不正受給など、質の伴わない事業所も増えてきたのが現実です。

今回の記事を参考にして、子どもにとって良い放課後等デイサービスを選んだり、変えたりしてみてくださいね。

放課後等デイサービスの選び方をもっと知りたいという方は、こちらの記事も参考にしてみてください!

2件のコメント

子供の自動デイサービスを含む移動支援や居宅介護もしている施設ですが、ほぼ母子家庭の方を請け負っておられるのですが、面倒な手続きなしに補助が受けやすいと豪語されている大阪市内の施設があります。
他所でのこんな子がいて、こんな親がいてと。
守秘義務の説明はしっかりしているのに、全く守られていないのと。
LINEで久々にどうしてもの時に移動支援をお願いしても、我が家は両親共に揃っている家庭だからなのか、なかなか返事も帰ってこないです。
大阪市から頼まれて、家に入って朝ごはんや学校への送迎までも母子家庭の方には援助されているみたいなのですが、その話も全部こちらに筒抜け。掃除までボランティアでしてるんです。とか、別の母子家庭の子供は子供を引き倒して引きずっていると話しておられました。柔道経験者の女の方なのですが、これも問題にならないのでしょうか。、また別の場所では、母子家庭の母は何もせず、息子に押しつけて息子は仕事もできない。とか、守秘義務、どうなってるんだろうと不安になります。大丈夫なのかな?と思いつつ、移動支援をお願いできる箇所自体がなかなかないので、困っています。

当サイトをご覧になっていただきありがとうございます。

コメントを拝見しました。
私の方で、通所している児童デイサービスでは、守秘義務が守られていないということですね。
それと、母子家庭を優先されて、あい様の移動支援が後回しにされているといった状況でしょうか。
非常にお辛い気持ちで、また憤りを感じておられるのではないかと思います。

守秘義務に関しては、その事業所でしっかり守ってもらうように要望を出していくしかないと思います。
また、肝心の移動支援が利用できない、返事が帰ってこないという点に関しては、事業所に働きかけても改善の余地がない場合は、市の障害福祉課など、市役所の福祉部門に伝えてはいかがでしょうか?
移動支援も国の法律で成り立つ事業ですし、どんな利用者も区別してはいけないはずなので。

さらに、移動支援に頼る頻度を減らす工夫も同時に考えてみても良いと感じました。
国の制度は、まだまだ穴だらけで不備があるのは、障害福祉の業界に少しでも入っている人なら誰しも知っていることです。

だからこそ、介助者の時間を増やす、本人の余暇活動を充実させるなど、結果的に移動支援の頻度が少なくなるような取り組みが長期的にみて必要なのではないかと思います。

あい様の実情を正確に把握しているわけではないので、見当違いな回答になってしまっていたら申し訳ありません。何かのお役に立てたら幸いです。

おつる

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おつる
2児の息子の専業主婦です。長男は、ややADHD気質がありますが、毎日奮闘中。夫が、発達支援の仕事をしていたこともあり、いつも勉強になります。日々感じたことを子育てで役に立つノウハウとして記事でアウトプットしています。デザインが得意!ブログのサムネイル、アイコンなど、すべて手作りです!よろしくお願いします!