発達障害児向けのタブレット学習を選ぶたった一つのポイント

あなたは、「タブレット学習はたくさんあるけど、発達障害の子どもに合う教材はどれなのか?」と気になったことはありませんか?

タブレット教材と言っても種類が多くて、何を選んだら良いのか迷ってしまいますよね。

そこで、今回の記事では、発達障害のお子さんにタブレット学習を選ぶ時のポイントを詳しく解説。

さらに、発達障害のお子さんにおすすめのタブレット学習教材を5つ厳選してお伝えしまうので、最後までご覧になってください。

そもそも、発達障害の子どもにタブレット学習でアリなの?

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/1504393

結論、発達障害のお子さんが勉強するにあたって、タブレット学習を導入することはとても効果的です。

その理由は、以下の3つ挙げられます。

  • タブレットは視覚的な刺激が強い
  • すぐに正答がわかり記憶に繋がりやすい
  • 勉強道具がタブレット一台で済む

タブレットは視覚的な刺激が強い

発達障害のお子さんは、タブレットやテレビゲームなど目に入る刺激が強いものが大好きです。

大好きがゆえに、すぐに止めることができずに、多くの親御さんが苦労した経験があることでしょう。

刺激の強いものが好きなことは一見デメリットに思えますが、タブレット学習を導入すれば、視覚的な刺激が大好きであることを大いに生かすことができます。

タブレット学習も視覚的な刺激が強いので、プリント学習よりも集中力を持って、勉強に向き合ってくれますよ。

まえぴー

特に、自閉傾向にあるお子さんは、タブレットに強い興味を示すことが多いです。

自閉症の9割は視覚優位で、視覚的な刺激に注意が向きやすいことがわかっていますよ。

すぐに正答がわかり記憶に繋がりやすい

タブレット学習では、回答したら即座に正答を教えてくれます。

発達障害のお子さんは、記憶力も弱いことも多いです。

そのため、すぐに正解を教えてくれるタブレットは、はるかに学習効率が良いです。

ここで言う記憶力とは、ワーキングメモリーのことで、比較的短い間の記憶力とも言います。

まえぴー

親が答えが合っているかどうかをいちいち確認する必要もないので、親の負担もかなり減りますね。

勉強道具がタブレット一台で済む

タブレット学習だと、教科書、プリント、筆記用具が必要ありません。

物の管理がしやすいので、子ども勉強に取り組みやすくなります。

特に、ADHD(注意欠陥性多動障害)のお子さんは、物の整理整頓がとにかく苦手です。

勉強道具を探すだけで、エネルギー消耗するADHDのお子さんもいます。

勉強する前に疲れてしまうことも珍しくありません。

そのため、タブレットに学習内容を集約することで、勉強にもっと集中できるでしょう。

【はじめに】発達障害の子ども向けに、タブレット学習はどうやって選ぶ?

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/5025943

発達障害のお子さん向けに、タブレット学習を選ぶ時に大切なポイントは、たった一つです。

それは、「お子さんのどんな部分をできるようにしたいのか?」を明確にすることです。

例えば、あなたのお子さんは、ひらがなが読めなくてつまづいているのですか?

それとも、字をきれいに書けなくてつまづいているのですか?

はたまたプログラミングやパソコンなど、いつもの勉強とは違う角度からお子さんの才能を伸ばしたいですか?

このように、お子さんが何が苦手なのか?、お子さんの何を伸ばしたいのか?によって、どんなタブレット学習を選ぶべきなのか、変わってきます。

そのため、「発達障害の専門家が監修しているから…」という肩書きで選ぶのではなく、タブレット学習の中身を見て選ぶようにしましょう。

【一覧】発達障害の子ども向けタブレット学習はこちら

さて、ここからは、発達障害のお子さんにおすすめしたいタブレット学習を、具体的に紹介していきます。

今回紹介するのは、以下の5つのタブレット学習です。

教材読み上げ機能タッチペン機能その他の特徴料金その他の料金
チャレンジタッチありありプログラミングと電子書籍1,000冊1ヶ月で2,980円〜タブレット代:9,900円
天神ありなし日本LD学会で効果は実証済み1年で132,000円〜読み上げ機能の追加:55,000円
スマイルゼミありありタッチペンの性能が良く、「書き」に特化1ヶ月で3,278円〜タブレット代: 10,978円
すららありなし発達障害の専門家による学習サポート1ヶ月で3,718円〜入会金:7,700円〜
ワンダーボックスなしなしSTEAM教育やプログラミング教育1ヶ月で3,700円〜なし
まえぴー

どのタブレット学習にも、発達障害のお子さんに嬉しい機能や特徴があります。

親御さん向けのサポート情報もお伝えしますよ!

それでは、次の見出しから、それぞれの教材の特徴を見ていきましょう。

発達障害の子ども向けのタブレット学習①チャレンジタッチ

出典:https://sho.benesse.co.jp/sho2/

チャレンジタッチは、「進研ゼミ」の小学講座に含まれているタブレット学習です。

チャレンジタッチが発達障害のお子さんにおすすめの理由は、以下の3つあります。

  • タッチペンがついていて、書きの練習ができる
  • 読み上げ機能もついている
  • プログラミングもできる

ひらがなや漢字の練習がタッチペンで可能な上、間違えたらその場でAIが指導してくれます。

読み上げ機能もついているので、「読み」の力が定着していないお子さんでも、各教科の内容理解を深めることが可能です。

そして、特筆すべきは、プログラミングも無料でできること。

発達障害のお子さんとプログラミングはとても相性が良いので、ゆくゆくはプログラミングに挑戦させてみるのもアリです。

このように、チャレンジタッチは、「書き」と「読み」そして、プログラミングまで幅広くお子さんの学習をサポートするコンテンツが溢れています。

料金は学年によって異なりますが、小学1年生で月額3,680円とかなり良心的ですよ。

チャレンジタッチの基本情報
  • 提供コンテンツ:国語、算数、社会、理科、英語(英会話)、プログラミング、漫画や工作などの電子書籍1,000冊
  • タブレット代:9,900円(半年継続で無料に)
  • 月額料金:学年が上がるにつれて料金が上がる(詳細は、下記の表を参考にしてください)
学年毎月払い6ヶ月分一括支払い12ヶ月分一括支払い
小学1年生3,680円19,800円(3,300円)35,760円(2,980円)
小学2年生3,930円21,180円(3,530円)38,160円(3,180円)
小学3年生4,490円25,200円(4,200円)44,880円(3,740円)
小学4年生4,980円28,680円(4,780円)53,160円(4,430円)
小学5年生5,980円34,500円(5,750円)63,840円(5,320円)
小学6年生6,440円37,140円(6,190円)68,760円(5,730円)

発達障害の子ども向けのタブレット学習②天神

出典:https://www.tenjin.cc/category/elementary/

天神は、他のタブレット教材と異なり、月額料金ではなく1年分の教材を一度に買い切ります。

天神の教科を全て学習すると、小学1年生と2年生で132,000円。小学3年生と4年生で176,000円、そして小学5年生と6年生で214,500円となります。

さらに、読み上げ機能を追加するなら、別途55,000円が必要です。

節約しようにも、読み上げ機能は発達障害のお子さんにおすすめなので、別途料金は必須でしょう。

まえぴー

ちなみに、分割支払いはできません。正直、一度に払うお金がめちゃくちゃ高いですね…。

料金だけ見ると、かなり尻込みするのもわかります。

しかし、天神が発達障害のお子さんにおすすめできる理由は、以下の2つあるんです。

インターネットに接続しなくても学習できる

日本LD学会で、読み書き困難の子どもへの効果が実証されている

天神は、USBをパソコンに挿すだけでインターネットに繋がなくても学習が可能です。

旅行先でも放課後等デイサービスでも、いつでもどこでも同じ教材を使って勉強できるので、お子さんの学習を定着させやすいでしょう。

また、読み書き困難児に天神を、週1回10分間を3ヶ月学習させたところ、すべての児童の視覚ワーキングメモリ数値が改善したと日本LD学会で報告されています。

日本LD学会とは、学習障害に特化した学会のことです。

このように、確かな実証実験をしているタブレット教材は少ないので、確実に効果のある教材を使いたい方は、天神でも良いでしょう。

まえぴー

ちなみに、天神は買い切りなので、お子さんが大きくなっても下の子に使ってもらうことができますよ。

4日間の無料体験もあるので、気になる方は、資料請求や体験申し込みをしてみると良いでしょう。

天神の基本情報
  • 提供コンテンツ:国語、算数、社会、理科、英語、生活
  • パソコン:各自で用意する必要あり
  • 料金:学年が上がるにつれて料金が上がる(詳細は、下記の表を参考にしてください)
  • 別途料金:読み上げ機能は、55,000円。
教科小学1年小学2年小学3年小学4年小学5年小学6年
国語52,800円52,800円52,800円52,800円52,800円52,800円
算数52,800円52,800円52,800円52,800円52,800円52,800円
理科44,000円44,000円44,000円44,000円
社会44,000円44,000円44,000円44,000円
英語44,000円44,000円
生活33,000円33,000円
1学年パック132,000円132,000円176,000円176,000円214,500円214,500円

発達障害の子ども向けのタブレット学習③スマイルゼミ

出典:https://smile-zemi.jp/shogaku/

スマイルゼミが発達障害のお子さんにおすすめである最大の理由は、タブレット1台ですべての学習が完結すること。

他社のタブレット学習では、タブレットでの学習に、テキスト学習が付属していることが少なくありませんが、スマイルゼミは本当にタブレット1台でOK!

すると、勉強を始める前の準備や、終わった後の片付けにかかるストレスが格段に減るため、学習を格段に継続しやすくなるんです。

また、スマイルゼミのタッチペンはとても性能がよくて、紙に書くのと同じような感触で字の練習できます(下の動画)。

とめやハネなどの精度判定も正確で、正しい字が書けるまで、タブレットがその都度指摘してくれます。

特に、字が上手に書けない発達障害のお子さんで、ひらがなや漢字をきれいに書けるようになりたいなら、スマイルゼミがおすすめですね。

スマイルゼミの基本情報
  • 提供コンテンツ:国語、算数、社会、理科、英語、プログラミング(長期休みのみ)
  • タブレット代: 10,978円
  • 料金:学年が上がるにつれて料金が上がる(詳細は、下記の表を参考にしてください)
学年毎月払い6ヶ月分一括支払い12ヶ月分一括支払い
小学1年生4,268円22,300円(3,718円)39,336円(3,278円)
小学2年生4,510円23,760円(3,960円)42,240円(3,520円)
小学3年生5,170円27,720円(4,620円)50,160円(4,180円)
小学4年生5,830円31,680円(5,280円)58,080円(4,840円)
小学5年生6,710円36,960円(6,160円)68,640円(5,720円)
小学6年生7,260円40,260円(6,710円)75,240円(6,270円)

発達障害の子ども向けのタブレット学習④すらら

出典:https://surala.jp/

すららには読み上げ機能がついており、文章が読むのが苦手なお子さんでも、オリジナルキャラクターと対話するようにして学習を進めることができます。

また、学年に縛られず勉強できる「無学年方式」で、苦手な単元は前の学年にさかのぼって、基礎からの復習が可能です。

さらに、発達障害の子どもの指導経験があるコーチがついて、定期的に親御さんと連絡を取りながら、学習をサポートしてくれます。

まえぴー

コーチとのやり取りは、普段はLINEやメールで、必要に応じて電話でも対応してもらえます。

発達障害のお子さんの教育に携わってきたプロの力を借りて、オーダーメイドの学習に取り組ませることができるのが、すららの強みと言えます。

すららの基本情報
  • 提供コンテンツ:国語、算数、社会、理科、英語
  • タブレット代: なし(タブレットまたはパソコンを用意する必要あり)
  • 入会金:【小中・中高5教科コース】7,700円、【小中・中高3教科、小学4教科コース】11,000円
  • 月額料金:コースによって料金が上がる(詳細は、下記の表を参考にしてください)
コース名毎月支払いコース4ヶ月継続支払いコース
小中・中高5教科コース4,268円22,300円(3,718円)
小中・中高3教科、小学4教科コース4,510円23,760円(3,960円)

発達障害の子ども向けのタブレット学習⑤ワンダーボックス

最後に紹介するのは、「ワンダーボックス」です。

まえぴー

上記の3分ほどの紹介動画を最後まで見ると、勉強は知識を詰め込むだけじゃダメなんだな…ってよくわかりますよ!

こちらは、他のタブレット学習とは一線を画すタブレット学習で、今注目を集めている「STEAM教育」を採り入れた通信教育になります。

STEAM教育とは

Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Art(芸術)、Mathematics(数学)の5つの領域を重視する教育方針です。

文部科学省も「思考の基盤となるSTEAM教育をすべての生徒に学ばせる必要がある」と提言しています。

ワンダーボックスの教材は、国語や算数といった教科学習ではなく、子どもの意欲や創造性を刺激する、さまざまなものづくりキットです。

プログラミングをはじめとするタブレットのアプリと、毎月のキットで、五感を使って試行錯誤する体験を積み重ねていきます。

まえぴー

学校の勉強とは違い、周りと比べることなくチャレンジできるので、達成感や自己肯定感が高まりやすいという大きなメリットがあります。

発達障害のお子さんで、いきなり5教科の勉強に向き合うのはハードルが高いと感じられる場合には、ワンダーボックスがおすすめです。

ワンダーボックスの基本情報
  • 提供コンテンツ:国語、算数、社会、理科、英語
  • タブレット代:なし(タブレットを用意する必要あり)
  • 月額料金:コースによって料金が上がる(詳細は、下記の表を参考にしてください)
月々支払い6ヶ月支払い12ヶ月
支払い
1ヶ月あたりの支払い金額4,200円4,000円3,700円

【各社比較】結局、どのタブレット学習がおすすめなの?

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/22349197?title=%E3%82%AC%E3%83%83%E3%83%84%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%82%92%E3%81%99%E3%82%8B%E5%B0%8F%E5%AD%A6%E7%94%9F%E3%81%AE%E5%A5%B3%E3%81%AE%E5%AD%90&searchId=754398499#

ここまで、5つのタブレット学習を紹介してきましたが、各社の違いをあたらめて比較してみましょう。

教材読み上げ機能タッチペン機能その他の特徴料金その他料金
チャレンジタッチありありプログラミングと電子書籍1,000冊1ヶ月で2,980円〜タブレット代:9,900円
天神ありなし日本LD学会で効果は実証済み1年で132,000円〜読み上げ機能の追加:55,000円
スマイルゼミありありタッチペンの性能が良く、「書き」に特化1ヶ月で3,278円〜タブレット代: 10,978円
すららありなし発達障害の専門家による学習サポート1ヶ月で3,718円〜入会金:7,700円〜
ワンダーボックスなしなしSTEAM教育やプログラミング教育1ヶ月で3,700円〜なし

それでは、どのようなお子さんに、どのタブレット学習がおすすめなのか解説します。

【チャレンジタッチ】「読み」と「書き」とプログラミングをバランスよくやらせたい

チャレンジタッチは、読み上げ機能とタッチペンによる書字機能、そして、プログラミングと欲しい機能が網羅されています。

しかも、今回紹介するタブレット教材の中では、2,980円〜と最安値です。

読み書きの練習と5教科の勉強をまんべんなく、そして料金を抑えて、お子さんにやってもらいたい親御さんにチャレンジタッチはおすすめです。

【天神】確かな効果を期待したい

天神は、学習障害のお子さんへの確かな効果が認められています。

そして、タブレット教材の実証実験は、他社では行われていません。

できるだけ効果の期待できる教材を使いたいと考える親御さんには、天神がおすすめです。

【スマイルゼミ】きれいな字を書かせたい

スマイルゼミは、高性能なタッチペンで字を書く練習を重点的に行うことができます。

実際に、漢字検定のドリルも教材に含まれていて、多くの漢検合格者を輩出しています。

字をきれいに書いてもらいたいと考える親御さんには、スマイルゼミがおすすめです。

【すらら】勉強をどのようにさせたら良いのか、親としても学びたい

すららは、発達障害の専門家が学習の計画を立てたり、どのように勉強をさせたら良いのか、随時アドバイスしてくれます。

しかも、すららは、ペアレントトレーニングと題して、発達障害の子育て支援も無料で行っています。

子どもにいつも振り回されて勉強を全然やらせることができない

勉強以上に、普段の生活で困っていることも多くて、子育てに自信がない

上記のような悩みを抱える親御さんには、すららがおすすめです。

【ワンダーボックス】勉強とは違った角度から、子どもの学びをサポートしたい

これまで紹介したタブレット学習では、基本的に5教科の勉強をサポートするものですが、一定の知的水準がなければそもそも理解が追いつきません。

ワンダーボックスでは、勉強というよりも、お子さんの好きなパズルや工作、ロボットなどを通じて、お子さんの学ぶ意欲や発想力を伸ばします。

勉強よりも、何かに取り組む習慣を身につけてほしい親御さんには、ワンダーボックスおすすめです。

まとめ:苦手を克服できる最適なタブレット学習を選ぼう!

今回は、発達障害のお子さん向けのタブレット学習を紹介しました。

タブレット学習は、紙と鉛筆での勉強では集中しづらい発達障害のお子さんにとって、多くのメリットがある勉強方法です。

では、今回紹介したタブレット学習をおさらいしてみましょう。

発達障害の子ども向けのタブレット学習
  • チャレンジタッチ
  • 天神
  • スマイルゼミ
  • すらら
  • ワンダーボックス

また、特に以下のようなお子さんには、タブレット学習がおすすめです。

こんなお子さんにおすすめ
  • 長時間机に向かうことが難しい
  • 文字をスラスラ読めない
  • 学校の勉強のペースについていけない
  • ゲーム感覚で勉強したい
  • 教科学習だけでなくプログラミングも勉強したい

ぜひ、この記事を参考にして、お子さんの苦手や得意に合った最適なタブレット学習を選んでみてくださいね!

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ABOUT US

まえぴー
放課後等デイサービスで、保育士&作業療法士として療育の仕事をしています。Unityで個人ゲーム開発を行なっており、ストアに知育アプリを無料リリースしています! 子どもと向き合う時間をたくさん作って、一緒に楽しい時間を過ごすことが大切だと信じています! こども発達支援研究会で認定講師をしています。