【発達障害の子どもに多い】体のぐにゃぐにゃを変える方法とは?

  • 発達障害のうちの子は、体がぐにゃぐにゃで、いつも転んでしまう…
  • 姿勢が悪くて、だらしがないと思われてしまう…

あなたは、上記のように、お子さんの姿勢がぐにゃぐにゃしていると感じて困っていませんか?

発達障害のお子さんの多くは、 体がぐにゃぐにゃで姿勢をなかなか保つことが難しいです。

姿勢がきちんと保てないことで、 勉強に集中できなかったり怪我しやすかったり、 生活の中で困り感が出てきます。

しかし、 ポイントを押さえてお子さんと関わっていけば、 体のぐにゃぐにゃは 改善していく可能性はあるんですよ。

そこで、今回の記事では、体がぐにゃぐにゃしている発達障害の子どもにどのように普段関わってあげたら良いのか、その方法を具体的に3つ紹介していきます。

まえぴー

本記事は、児童発達支援での業務歴5年で、保育士と作業療法士の資格を持つ私が執筆しています。

発達障害の子どもで、体がぐにゃぐにゃな状態とは?

体がぐにゃぐにゃしているお子さんは、 生活の中で以下のような困りごとを抱えていることがあります。

  • 長い時間姿勢を保てずに、すぐに疲れたと訴える
  • 正しい姿勢で勉強ができず、立て膝立て肘にしてしまう
  • 体は柔らかいけど、運動が得意なわけではない
  • 箸や鉛筆を握り込んでしまい、力加減が調整できていない

このように、「体がぐにゃぐにゃしている」と言う事はただ単に体が柔らかいと言う特徴にとどまる話ではありません。

体が異常に柔らかいことで、生活の中であらゆる困難感が出てくることが多いです。

そもそも、体がぐにゃぐにゃなのは、そんなにダメなことか?

体がぐにゃぐにゃだから、人生終わりというわけでもありません。

別に姿勢が悪くても、子どもも周りも困っていなければ、それはそれで良いでしょう。

しかし、姿勢が悪いことで起こる困り事も多いです。

例えば、「体調が悪くなる。」「字が綺麗に書けない。」「勉強しててすぐ疲れる。」などが挙げられます。

一方で、姿勢が良くて困ることはありません。

姿勢は良いに越したことはないのです。

そのため、現在お子さんの姿勢が悪いと感じているのであれば、ぜひ姿勢をどうすれば良くできるのか?を考えるきっかけにしましょう。

体がぐにゃぐにゃなのは、赤ちゃんの頃の運動の積み重ね不足が原因

発達障害の子どもで、体がぐにゃぐにゃしている理由は、赤ちゃんの頃から「運動発達の積み重ねが不足している」ことが挙げられます。

まえぴー

「発達障害だから、ぐにゃぐにゃしている」という単純な理由で片付けてしまうと、「もうどうしようもない…」になってしまいますからね。

赤ちゃんの発達を考えると、「寝返り→はいはい→つかまり立ち」と、一連の成長の流れがありますよね。(下イメージ図)

例えば、自閉症の子どもで触覚過敏があると、寝返りをしてお腹を床に圧迫することを嫌う場合があります。

すると、十分にうつ伏せで過ごすことなく、気づけば「はいはい」や「つかまり立ち」に発達が飛んでしまうのです。

結果的に、寝返りやはいはいを通して、「体をしっかり動かす経験」「手で体を支える経験」が必要ということになります。

きちんと姿勢を直すように注意しても、根本解決にはならない

発達障害のお子さんの姿勢が悪い理由が、「赤ちゃんの頃に適切な運動経験を積み重ねることができなかった」だと分かりましたね。

そうなると、「きちんと姿勢を直しなさい!」と怒ってもあまり意味がないことがわかるでしょう。

もちろん、お子さん自身も頭では姿勢を良くしようと思っても、姿勢は無意識に崩れてしまうので、どうしようもないこともあるのです。

そのため、体をたくさん使った遊び•運動を通して、お子さんの体を育て直していくことが根本的な解決方法になるでしょう。

次の章から、具体的にぐにゃぐにゃしている体を育て直す方法を3つ紹介していきます。

発達障害児の体のぐにゃぐにゃを育て直す方法①バランスをとる遊びをする

体のぐにゃぐにゃを育て直す1つ目の方法は、バランスをとる遊びをすることです。

バランスをとる遊びは、具体的に以下のようなものを指します。

  • 平均台
  • トランポリン
  • けんけんぱ

共通点としては、バランスを保つこと意識しないと、そのまま倒れてしまうような遊びのことです。

人の体は、「自分の姿勢が崩れている」と分かれば、姿勢を修正することができます。

そのため、「姿勢が崩れている」状態から「姿勢が崩れていない」状態に戻すような遊びを工夫して取り入れてみましょう。

発達障害児の体のぐにゃぐにゃを育て直す方法②体を踏ん張る遊びをする

体のぐにゃぐにゃを育て直す2つ目の方法は、体を踏ん張る遊びをすることです。

体を踏ん張る遊びとは、具体的に以下のようなものを指します。

  • 綱引き
  • ボルダリング
  • ターザンロープ

共通点としては、数十秒筋肉を使って踏ん張り続ける遊びのことです。

「姿勢を保つ」ということは「ずっと筋肉に力を入れ続ける」ことになります。

発達障害のお子さんの中には、最初の30秒くらいは姿勢が良くても、その後すぐに崩れる場合も多いです。

そのため、筋肉を持続的に働かせることができるように、「筋肉を持続的に使わざるを得ない」ような遊びを取り入れてみましょう。

発達障害児の体のぐにゃぐにゃを育て直す方法③運動教室に通う

体のぐにゃぐにゃを育て直す3つ目の方法は、運動教室に通うことです。

先ほど紹介した「バランスをとる遊び」と「体を踏ん張る遊び」は、家庭で実践するの簡単ではありません。

育児本を見て「この遊び使えそう!」と探したり、運動施設に連れて行ったり、と子どもが飽きないように常に工夫する必要があります。

しかし、親も毎日仕事や家事で忙しいですから、長続きしません。

そこで、月謝を払って運動教室に頼るのも一つのやり方です。

週に数回、子どもを運動教室に通わせることで、姿勢を保つ上で必要な運動を網羅的に経験させることができるでしょう。

ちなみに、多種目スポーツスクール【JJMIX】は、全国規模で20年以上運営歴のある運動教室として有名ですよ。

>>発達障害児にもおすすめな運動教室はこちらの記事から

まえぴー

しかも、運営会社は放課後等デイサービスも事業展開しており、子どもを預ける親としては安心感もありますね。

身近に運動に特化した放課後等デイサービスや児童発達支援もあれば、ぜひ活用してみてください。

発達障害児の体のぐにゃぐにゃを治すなら、小さいうちにやることが効果あり

お子さんの体のぐにゃぐにゃ具合が気になっているのであれば、早めに対策を打つことが大切です。

年齢が上がって運動をたくさんやっても、すでに体の癖がついてしまい、運動による体の育て直しの変化が乏しいことがあります。

やはり、未就学児〜小学校3年生など、体を変えるのはできるだけ幼いうちに越したことがないのです。

さらに、年齢が上がれば、学習の遅れや友達関係など目の前の問題が大きくなって、姿勢のことを考えることすらなくなるでしょう。

したがって、お子さんの姿勢が気になったら、できるだけ早く運動をたくさん取り入れるようにしましょう。

発達障害児の姿勢を育て直したいなら、感覚統合の勉強をしよう

ここまで、発達障害児のお子さんに姿勢改善を促すためには、運動することが重要であることをお伝えしてきました。

しかし、「なぜ、運動が大切なのか?」をより深く理解するには、「感覚統合」の知識は不可欠です。

感覚統合とは人の感覚を追求した理論で、発達障害のお子さんの特徴を理解する上では欠かせない知識です。

知っておけばどんな運動・遊びを子どもに提案すれば良いのか、わかるようになります。

まえぴー

本記事でも、感覚統合の要素を盛り込んで執筆しています。
しかし、専門的な用語は使用していないので、そんな感じを受けないかもしれません。

下記に、おすすめの感覚統合の参考書を載せておきますので、ぜひ購入して勉強してみてください。

まえぴー

私が加入しているオンラインサロン「こども発達支援研究会」の代表理事前田先生が執筆した本です。
専門職向けではなく、保護者向けに書かれているので、とてもわかりやすい良書ですよ。

まとめ:発達障害児の体がぐにゃぐにゃを改善したいなら早めにやろう

ここまで、発達障害のお子さんの体がぐにゃぐにゃな理由と、体を育て直す方法についてお伝えしました。

姿勢を良くすることで、学習面や生活面での困りごとが根本的に解決することが多いです。

ただ単に注意しても、付け焼き刃に過ぎないので、運動をたくさん取り入れて体を育て直すことを考えてみてください。

今回紹介した体の育て直し方法
  • バランスをとる遊び
  • 体を踏ん張る遊び
  • 運動教室に通う

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ABOUT US

まえぴー
放課後等デイサービスで、保育士&作業療法士として療育の仕事をしています。Unityで個人ゲーム開発を行なっており、ストアに知育アプリを無料リリースしています! 子どもと向き合う時間をたくさん作って、一緒に楽しい時間を過ごすことが大切だと信じています! こども発達支援研究会で認定講師をしています。