子どもをいよいよ保育園へ通わせるとなると、やらなきゃいけないのが、慣らし保育。
慣らし保育の期間は、ママの仕事復帰にすごく影響があるので、長いのか短いのか…とても気になるものですよね。
そこで、今回の記事では、慣らし保育の平均的な期間を紹介。
さらに、慣らし保育の期間が長い場合の対処法も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
Table of Contents
慣らし保育の期間はどれくらい?1~2週間が多い!
慣らし保育に関する最新のアンケート調査(2021年4月)によると、慣らし保育の期間は1〜2週間が多いことがわかりました。
アンケート結果をまとめたグラフは以下のとおりです。
慣らし保育の約半数が、1〜2週間だったとことがわかります。
そして、2週間以上の慣らし保育の人も多く、23.2%いました。
逆に、慣らし保育が1週間以内で終了したのは、18.3%。
そのため、1週間以内に慣らし保育が終わった人は、少ないことがわかるでしょう。
結論として、1週間以内で慣らし保育が終わるケースは少なく、1週間以上がかかるのが一般的であると言えます。
そもそも慣らし保育ってなに?
子どもが安心してママから離れて過ごすために、少しずつ保育園に通うことを意味します。
具体的には、以下のようなスケジュールで進むことが多いです。
- 1〜3日目 1〜2時間の短時間保育
- 4〜7日目 4時間ほど昼食まで過ごす
- 8〜11日目 6時間ほど、お昼寝後まで過ごす
- 12~14日目 8時間ほど、終日保育
保育園によって、スケジュールも上記と同じではない可能性があります。
子どもが通う保育園に、実際の慣らし保育スケジュールを確認してください。
慣らし保育期間に子どもは何をするの?
慣らし保育期間中の子どもは、ママがいなくても保育園で過ごせるようになることが目標です。
特に、以下二つのことができるように、過ごしてもらいます。
- 保育園の生活に慣れる
- ママ以外の人と関係性を築く
今まで、ママやパパだけと過ごしてきたかもしれませんが、限られた人たち以外の人と関係性を築くことが求められます。
とはいっても、0〜3歳だと、それも難しいでしょうから、そこは遊びのプロである保育士が上手に対応してくれます。
遊びを通じて楽しい時間を過ごすことで、保育園そのもの生活に慣れてゆき、次第にママがいなくても笑顔で遊ぶようになります。
慣らし保育期間に保護者は何をするの?
慣らし保育中に、保護者がすることは、主に以下の3つです。
- 保育園への送迎
- 保育園に滞在
- 家のやること
慣らし保育中は、保護者が送り迎えしなくてはいけません。
さらに、慣らし保育の序盤には、保護者が子どもがいる所と同じ部屋、もしくは別室で過ごすことも多いです。
母子分離不安が強い場合は、ママが見える範囲にいることで子どもが安心して保育園生活を送れることもあるからです。
慣らし保育の後半になれば、ママの滞在もなくなるので、掃除や洗濯など家のことをすることもできるでしょう。
入園説明会を聞いてから「思ったより慣らし保育期間が長かった…仕事に影響が出てしまう。」という場合もあるかもしれません。
次からは、慣らし保育期間が長い時の対処法を3つお伝えしていきますよ!
慣らし保育の期間が長い場合の対処法①復職を遅くする
一つ目は、会社の復職時期を遅くすることです。
事情を説明して、復職する時期を調整できないかを確認しましょう。
また、復職時期をずらす以外にも、柔軟な対策をお願いすることもできます。
例えば、短時間勤務にする、早退しても安全な業務してもらう、なども良いでしょう。
どのような対策をするにしても、一度勤務先に相談してみることをおすすめします。
慣らし保育の期間が長い場合の対処法②家族で協力する
慣らし保育中の子どもの送り迎えが大変であれば、家族に協力してもらうのもアリです。
慣らし保育がいくら長いといっても、一ヶ月もありません。
そのため、以下のように家族で曜日担当を決めてしまうのも良いです。
- ママは、月、水
- パパは、火、木
- 祖母は、金
上記のように、短期間だけ、家族で協力するのも一つの作戦と言えるでしょう。
慣らし保育の期間が長い場合の対処法③短期間に交渉してみる
慣らし保育が長すぎる場合は、保育園に短くするように交渉してみましょう。
家庭事情と子どもの様子によっては、柔軟に対応してくれるかもしれません。
Twitterを見てみると、多くの親が保育園に交渉して、期間を短縮できているようですよ!
言わないで、モヤモヤしているよりも、勇気を出して保育園に相談してみましょう!
【注意点】母子分離がうまくいかないと、延長することもある
子どもによっては母子分離がスムーズにいかないケースもあります。
例えば、ママがいなくて泣いてばかりの状況が続くことはよくあることです。
あまりにも適応できていないと、保育園=嫌な場所という意識が生まれて、「保育園に行きたくない!」と拒否して登園前から泣き出す可能性もあります。
そのため、慣らし保育期間が仮に延長しても対応できるように、パパママもある程度の時間を確保しておくことが良いでしょう。
育休中に、慣らし保育をするのがおすすめ!
慣らし保育期間に、上述のようにスムーズに母子分離ができずに延長することもあります。
自分の子どもは、「不安になって泣いてしまいそうだな」と感じる方は、育休終了ギリギリに慣らし保育するのではなく、育休期間の中盤あたりでやりましょう。
余裕を持って、慣らし保育ができるので、ママも安心して子どもを保育園に通わせることができます。
まとめ:慣らし保育の期間は基本的には1週間以上!
ここまで、慣らし保育の期間や慣らし保育が長い場合の対処法などを解説しました。
慣らし保育は、保育園によって実施期間が異なるので、通園予定の保育園に確認してみて下さい。
また想定よりも慣らし保育期間が長い場合は交渉して短くできる可能性もあります。
勇気を出して、保育園に交渉してみるのもアリですよ。
最後まで、読んでいただきありがとうございました。