プログラミング教室に払うお金に余裕がない…。
子どもがスクラッチを独学する方法は、何かないだろうか…。
上記のように、悩んだことはありませんか?
子どもがスクラッチに興味を持ってくれたのは嬉しいけど、他の習い事もしてるし、独学でなんとかできてほしいと思うことありますよね。
そこで今回の記事では、教室に通うよりも、節約できる独学方法を詳しく解説します。
具体的な教材やサービスも紹介しているので、ぜひ活用してみてください。
Table of Contents
スクラッチは独学で本当にできるの?
結論、スクラッチは独学でも十分学ぶことができます。
できれば小学3年生以降の方がスクラッチの理解が早く、独学もスムーズになるでしょう。
その証拠に、多くのスクラッチプログラミング教室では、対象を小学3年生以上としています。
また、小学校のプログラミング教育も3、4年生あたりから始まります。
スクラッチ独学の方法は2種類ある
スクラッチの独学には、以下の2種類があります。
- 本
- 学習サイト
これら2つの独学方法の特徴をお伝えしていきます。
本がおすすめな人
参考書を使った勉強は、王道のやり方。
スクラッチの参考書は、一冊あたり1,500円〜3,000円程度で購入が可能です。
読書に慣れ親しんでいる子どもであれば、ページをペラペラめくりながら、プログラミング学習を進めた方が良いでしょう。
参考書は、直接書き込めるのが良いですよね!
「大事だな!」って思ったところをメモできます。
学習サイトがおすすめな人
学習サイトは、タブレットやスマホなどの端末から動画を視聴可能。
動画で先生が作るゲームをそっくりそのまま真似しながら、スクラッチを勉強できます。
そのため、読書が苦手で、文章から内容を理解するのが難しいお子さんには、おすすめの独学方法です。
動画視聴の良いところは、子どもの理解に合わせて再生と停止が自由にできることや、スロー再生もできることがあげられますね!
スクラッチの独学におすすめの本①まんがでわかりやすい!
ここからは、スクラッチの独学にはおすすめの本を2つ紹介します!
一つ目の本は、『まんがでプログラミング 進め! けやき坂クリエイターズ Scratch 3.0』です。
可愛らしいキャラクターたちが、スクラッチ初心者の気持ちに寄り添って、わかりやすく教えてくれます。
実は、まんがでスクラッチを解説している参考書は、本当に少ないんですよ。
もちろん、ふりがな付きで、小学生でも読むことができるように配慮されていますよ。
スクラッチの独学におすすめの本②Z会の通信講座
二つ目の本は、Z会の『Z会プログラミング講座 with Scratch』です。
厳密にいうと、本ではないのですが、毎月テキストが自宅に送付されて、説明書に沿ってゲームを作成してきます。
困ったときのために、保護者用のテキストと合わせて同封されていますので、万が一子どもが困ったときに、親がサポートすることができますよ。
また、パソコンが必要なく、タブレット一台で済むので、パソコンを準備せずとも楽しむことができます。
ちなみに、料金は、月額3,506円。
年間で一括支払いにすると、35,759円(1ヶ月あたり:2,980円)にまで安くなります。
スクラッチの独学におすすめの学習サイト①NHK教材【完全無料】
ここからは、スクラッチの独学におすすめの学習サイトを2つ紹介します!
一つ目の学習サイトは、NHK教材の『Why!?プログラミング』です。
一回10分間の授業が20回分用意されており、完全無料。
お笑い芸人の厚切りジェイソンと一緒に、スクラッチを勉強していきます。
そして、厚切りジェイソンがユーモアたっぷり。
笑いながら、スクラッチを勉強できるので、飽きることなくプログラミングを学ぶことができるでしょう。
スクラッチの独学におすすめの学習サイト②Udemy【質問し放題】
二つ目の学習サイトは、Udemy(ユーデミー)です。
基本的に社会人が仕事のスキルアップのために活用する学習サイトですが、スクラッチに関しては、小学生向けにいくつか講座が提供されています。
おすすめは、エクセル兄さんの『子供を熱くさせるプログラミング教室「Ritz」の入門7日間講座 親子でスクラッチ(Scratch)で本格ゲームを作ろう!』です。
かなり本格的なゲームを作ることができるので、もっとカッコいいゲームを作りたいお子さんにはちょうど良いでしょう。
この講座の値段は、4,800円となっていますが、Udemyではよくセールが開催されており、約1,600円まで割引されていますよ!
ちなみに、Udemyは、講座でわからないことがあったら、いつでも質問することができますよ!
もちろん、質問し放題も講座料金に含まれているので、追加料金は取られません。
独学の最大の心配事は、挫折しやすい
独学の一番のデメリットは、挫折しやすいことが挙げられるでしょう。
塾のように定期的に学ぶこともありませんし、何よりわからないことがあっても誰にも質問できないです(Udemyでは、質問できます)。
わからないことが立て続けに起こると、スクラッチそのものを嫌いになってしまいかねません。
そのため、わからないことがあっても、いかに早く解決して前に進めるのかが、大切になります。
スクラッチに慣れるためなら、プログラミング教室も検討しても良い
参考書でも、学習サイトでもスクラッチを学習するのが難しい場合は、プログラミング教室を検討しても良いかもしれません。
これまで紹介した独学方法より、確かに教室は値段が高いです。
しかし、教室の良いところは、いろんな良い刺激を受けることができるところです。
先生に直接質問することができますし、何よりスクラッチを頑張る仲間と出会うことも可能でしょう。
「うちの子は、独学だとすぐに挫折しそうだな…」と心配な場合は、スクラッチに慣れるまで教室に通うほうが安全と言えます。
まとめ:スクラッチの独学方法は、2種類!
ここまで、スクラッチの独学方法を詳しく解説しました。
参考書を使う方が良い子もいれば、学習サイトで勉強した方が合っている子もいます。
お子さんと相性が良さそうな独学方法を、スクラッチ学習に取り入れてみてください。
なお、教室が一概に悪いわけではなく、メリットもたくさんあります。
多くの教室では、無料体験会を実施することがほとんどなので、ぜひ一度活用してみることをおすすめします。
値段 | 特徴 | おすすめの教材・サービス | |
本 | 1,500〜3,000円 | 本が得意な子なら、大丈夫。 | 『まんがでプログラミング 進め! けやき坂クリエイターズ Scratch 3.0』 |
動画 | 1,600円〜 | 読書が苦手な子でも、勉強できる。 | 『子供を熱くさせるプログラミング教室「Ritz」の入門7日間講座 親子でスクラッチ(Scratch)で本格ゲームを作ろう!』 |
教室 | 1万円〜2万円 | 先生にすぐに質問できる。個別に対応してくれる。 | おすすめのスクラッチ教室のまとめ記事はこちらから |
とりあえず、スクラッチを子どもに試してみたい親御さんは、こちらの記事を読んでから始めてみましょう!
また、当ブログでもスクラッチ向けのゲームの作り方を無料公開していますので、ぜひご覧になってください。
ちなみに、小学3年生未満のお子さんでも、保護者のサポートがあれば、スクラッチを学ぶことはできますよ。