発達障害児への運動療法の一環として、発達障害児向けのサッカー教室やサッカーを取り入れる放課後等デイサービスが増えています。
サッカーを通して子どもの運動能力や社会性などを育むことを総称して、「サッカー療育」と呼ばれているわけですが、一方でこんな疑問も抱いたことはありませんか?
- 本当にうちの子でもサッカーなんてできるのだろうか?
- チームスポーツのサッカーだと、他の子どもに迷惑をかけるのでは?
- そもそも、サッカーだけやって、それって本当に療育と言えるの?
サッカー療育は響きが良いので、なんだかスゴそうに感じますよね。
しかし、サッカーを通してどのような効果が期待できるのか?を知らないと、結局悲しい思いをするのは、自分の子どもに他なりません。
そこで、今回の記事では、サッカー療育の効果やどんなお子さんにおすすめなのか?を詳しく解説します。
サッカーの効果や、研究で調査されていることまで、詳しく紹介します。
自分の子どもにサッカー療育が良いのか、理解できるはずですよ!
ぜひ、最後までご覧ください。
Table of Contents
サッカー療育とは?
サッカー療育とは、サッカーを療育(最近は、発達支援と呼ばれます)に活用することを一言で表す造語です(2023年9月時点)。
全国サッカー療育協会では、以下のように定められています。
サッカー療育ではツールとしてサッカーを使い、子ども達の5領域「健康・生活」「運動・感覚」「認知・行動」「言語・コミュニケーション」「人間関係・社会性」 へアプローチをしていく療育です。
引用:全国サッカー療育協会
このように、サッカーの上達が目的ではなく、サッカーを通じて運動能力やコミュニケーション、ルールなどを学ぶことを強調しています。
サッカー療育の効果|3つのメリット
ここからは、サッカー療育の効果について、メリットとデメリットについて紹介していきます。
まず、メリットから紹介してきます。
サッカー療育のメリット①運動機会が増える
発達の凸凹を支援していくのに運動が必要にもかかわらず、発達障害のお子さんは運動する機会が少ないです。
公園を見渡せば、ジャングルジムやシーソーのような運動発達に効果的な遊具が少なくなっています。
また、放課後等デイサービスに通っているお子さんは、送迎車に乗ってばかりで、意外と体を動かしていないかもしれません。
しかし、サッカーを行う時間が月に数回でもあれば、その分運動する時間を確保できます。
体をたくさん動かすと、ドーパミンやセロトニンなど、気分がスッキリする物質が脳からたくさん出るんですよ。
また、運動をすることで生活リズムや体調が整うことも期待できますね。
このように、お子さんの慢性的な運動不足の解消だけでなく、健康促進や体力増強にも役に立ちます。
サッカー療育のメリット②コミュニケーション能力が培う機会増える
発達障害のお子さんの多くが、お友達や先生とのコミュニケーションになんらかの課題を抱えていますよね。
コミュニケーション能力を少しでも良くしたいと思えば、コミュニケーションをする機会を増やすことが大切です。
サッカーはチームスポーツです。
監督やコーチだけでなく、仲間たちとコミュニケーションをたくさん重ねることができます。
一度サッカーをやったことがある人ならわかると思いますが、サッカーで勝利するには、言葉によるコミュニケーションだけだと不十分ですよね。
相手の意図を読み取って裏をついたり、仲間のことを思って行動したりなど…
試合の流れを読むコミュニケーション能力が求められます。
そういった非言語的なコミュニケーション能力は、社会で生きていく上でかなり重要であることは親御さんならわかるはずです。
このように、サッカーを取り入れることで、コミュニケーション能力を培う場数を重ねることができます。
サッカー療育のメリット③自己肯定感の支援になる
自己肯定感が低いと、何事も挑戦する意欲が湧かなくなり、学業不振やゲームなどへの依存に容易に繋がります。
発達障害児の子育ては、障害特性そのものの改善よりも、自己肯定感の低下などの二次障害の防止が大切なのは言うまでもないですね!
自己肯定感を感じさせるような声掛けテクニックはたくさんありますが、サッカーで得られる自己肯定感の強さは凄まじいものです。
例えば、仲間から感謝されたり、褒められたりすると、自己肯定感を強く感じることができます。
実は、お金やお菓子などの物理的な報酬よりも、信頼する人からの称賛される「社会的な報酬」の方が意欲が湧く言われています。
私も会社員していた時、毎月の給料は変わらなくても、尊敬する上司から褒められる方が、何倍も嬉しくなってまた頑張ろうと思っていました!
子どもに発達障害があろうがなかろうが、心を育てることは大切な視点です。
自分の能力を正しく認識し、他者貢献したいと思える気持ちを育むには、サッカーは効果的だと言えますね。
サッカー療育の効果|3つのデメリット
実は、先ほど、紹介したメリットがうまくいかなったら、全部デメリットになってしまうんですよね…。
要は、指導者が特性を踏まえたサッカー指導をいかに実施しているのか?がとても大切です。
ここからは、サッカー療育のデメリットについて紹介していきます。
サッカー療育のデメリット①求められる運動スキルが高すぎる
サッカーはたくさん体を動かすので、運動療育には効果的です。
しかし、サッカーはとてもマルチタスクなため、発達障害のお子さんにはとても難易度が高い傾向にあります。
サッカーで求められるマルチタスクの具体例は、以下の通りです。
- ボールをこぼさずに前に運ぶ(ドリブル)
- ボールを取られないように敵をよく見る(ディフェンス)
- ゴールに繋げるために仲間を動きを見る(パス)
- キーパーの動き、周囲のディフェンスの動き、自分の状態を踏まえてゴールを狙う(シュート)
これらを含めた多くのタスクを、試合の流れを読みながら、臨機応変にこなしていくことが求められます。
スポーツには勝ち負けがありますので、試合を壊すぐらい運動ができなければ、他のメンバーからの冷たい視線は避けられません。
サッカー療育のデメリット②コミュニケーションが求められる
言うまでもありませんが、チームスポーツのサッカーは自分勝手にプレイしてはいけません。
手でボールを触らないなど当たり前のルールを守るのは大前提として、試合中も仲間と逐一コミュニケーションをとる必要があります。
しかし、発達障害のお子さんは目に見えない試合の流れを読むのが大の苦手です。
サッカー療育の指導者が、相当な合理的配慮を念頭に置いた指導をしないと、試合として成立しないことも珍しくありません。
サッカー療育のデメリット③失敗体験に繋がる
上述したデメリットを放置していると、お子さんの失敗体験に繋がります。
- もうサッカーなんかやりたくない
- 運動が嫌だ
- みんなと何かするのが嫌だ
過度に運動を嫌がることは、子どもの発育に悪影響を及ぼします。
また、みんなと協力することを嫌がることも、育てにくさを倍増させます。
いずれ、サッカー以外のことにチャレンジしようと思った場合、運動に対するネガティブな体験が足を引っ張ることは珍しくありません。
運動することへの嫌悪感や集団活動への億劫さが強まってしまう可能性があるのです。
このように、サッカー療育にもデメリットが大きく、どのようにサッカーを療育に活かすのか、よく考える必要があります。
サッカー療育の否定的な意見|サッカーをやらせてるだけ?
サッカー療育に関して、必ず言われる批判としては、以下のようなものです。
療育の中のひとつのメニューとして、サッカーなどのスポーツを取り入れることはあり得ますが、サッカーだけをやって療育と言えるものを提供できるはずはありませんので。
引用:Yahoo!知恵袋一部抜粋
近くに出来るサッカー療育
— シンママ★1y10m👧 (@uBqY6iaOvba6PWJ) July 1, 2023
気になって調べたら
職員に有資格者いない
療育経験もない
それ大丈夫?
療育にしないで、サッカークラブじゃダメなの?
確かに発達に運動は必要になるけど、、
やたらと動けばいいわけではないよ?
特色を出すなら、サッカー療育と看板を立てるのは、マーケティング的には大成功していると言えます。
しかし、本当に療育効果が出ているのか?をしっかり着目しなくてはいけません。
確かに、サッカー療育の指導するスタッフを見てみると、サッカーは得意そうでも、発達障害の基礎知識や対応を知らない人が多いかもしれません。(もしかしたら、しっかり研修してるかもしれないですよ!)
一方で、サッカーは運動の一つなので、運動は間違いなく子どもの発達に良い影響があるはずです。
そのため、サッカーを導入することが意味がないとは言い切ることは決してできないでしょう。
サッカーを”療育”と呼ぶ是非は置いておいて、サッカーをすることで、発達障害のある子どもの運動能力や社会性の向上が見られた報告は確認されています!
詳しくは、記事の後半で紹介します。
サッカー療育がおすすめな子どもの条件|比較的軽度な発達障害
さて、うちの子にサッカー療育が良いのかどうかは、気になるところですよね。
サッカー療育を継続できるという観点からみると、おすすめできるお子さんは比較的軽度な発達障害の場合です。
さらに詳しく深掘りすると、以下の3つ条件が必要です。
- 日常生活動作が自立できている
- 日常生活に支障のない感覚過敏・鈍麻である
- 文章レベルでコミュニケーションが取れる
これら3つの条件を満たしていると、サッカー療育を続けることができる可能性が高まります。
それぞれについて、解説します。
条件①日常生活動作が自立できている
日常生活動作とは、食事やトイレ、着替えなど、身の回りの基本的な動作のことを指します。
発達支援では、サッカーよりも日常生活動作が大切です。
なぜなら、まずは身の回りのことが満足にできなければ、サッカーを用いたさらなる運動能力と社会性の向上は期待できないからです。
例えば、サッカーを通して仲間とのコミュニケーションをできるようになるには、以下のような日常生活動作が当たり前のようにできる必要があります。
- 時計を読むことができる(スケジュールを把握できる)
- 着替えができる(ユニフォームの着脱ができる)
- 便意・尿意を適切に感じ、汚すことなくトイレを済ませることができる
- 言われたことを理解してものを片付けることができる
上記のことは、サッカー療育では目的とした支援ではありません。
実際に、サッカー療育の現場でトイレのやり方を教えている暇はないでしょう。
このように、発達支援には優先順位があることを理解しましょう。
もし身の回りのことが満足に実行できていないのであれば、ぜひ日常生活動作から練習させてください。
条件②日常生活に支障のない感覚過敏・鈍麻である
よく、「感覚統合の考えを取り入れてサッカー療育をしている」と主張する教室があります。
しかし、サッカーで求められる運動スキルはさまざまな感覚の土台が整った上で発揮されることを知らなくてはいけません。
例えば、サッカーで必要とされる「目と四肢の協調性」は、上記の感覚ピラミッドのかなり上の方に位置していることがお分かりいただけるでしょう。
本当に感覚統合の考え方を大切にしているのであれば、水泳やボルダリングなど、もっと体の芯を使うような運動をするべきです。
ちなみに、自閉スペクトラム症の運動能力向上には、水泳をやった方がかなり効果的であることは昔からよく言われていることですよ。
このように、サッカー療育をする以前に、感覚の感じ方に極度の凸凹があるのであれば、レベルをもっと下げた運動を取り入れる方が妥当と言えるでしょう。
条件③文章レベルでコミュニケーションが取れる
文章レベルで話し、コミュニケーションに参加できることも、サッカー療育をする条件と言えます。
なぜなら、サッカープログラムの効果を検証した論文の対象者の中には、最低限言葉でコミュニケーションが取れる軽度な方を対象としているものが多いからです。
例えば、自閉スペクトラム症の子どもたちを対象とした論文(※)では、DSM-5でいう重症度分類のレベル1(支援を必要とする軽度な方)を対象者としています。
レベル1とは、高機能自閉症と呼ばれたり、アスペルガー症候群と呼ばれたりしていた方々を指していますね!
このように、サッカーを通して療育効果を期待するなら、最低でも監督や仲間とやりとりできる言語的なコミュニケーション能力が必要だと言えるでしょう。
ここまで紹介した3条件を満たした上で、それでもお子さんがサッカーがやりたい場合は、ぜひサッカーをやらせてあげてください!
多少大変なこともあるかと思いますが、それを乗り越えるだけの力ができるお子さんだと思いますよ!
親としてもこまめにフォローしていきましょう。
【注意点】サッカー療育を実施する放課後等デイサービスについて
サッカー療育を提供する放課後等デイサービスが少しずつ増えています。
放課後等デイサービスは、一般的な教室に比べ、月謝代に公費が適用されています。
月額利用料の上限が決まっているので、金額的には親からすると嬉しい限りです。
しかし、サッカー療育を提供する放課後等デイサービスについては、いくつか注意するべき点があるので、一緒に確認していきましょう。
注意点①スタッフが療育に詳しいとは限らない
多くの親御さんは療育施設である放課後等デイサービスのスタッフは、発達障害のことに詳しいと思うでしょう。
ただ、実態はサッカーが上手な指導員がいるだけと言うのも可能性としてはあります。
この疑念に関しては、いくら事業所のホームページを読んでもわからないため、見学時で疑問を解消する必要があります。
こちらの記事で、放課後等デイサービスの選び方を解説しておりますので、ぜひ参考にしてください。
注意点②サッカー療育を辞めた後の行き場がない
今の放課後等デイサービスの通所日数を減らして、サッカー療育の放課後等デイサービスに行く場合は、「もしかしたら合わないかも…」という視点が大切です。
「やっぱり合わなかったので、戻ります」と出戻りしても、もう前の事業所の空きがない事態はよくあります。
そのため、あらかじめ今の事業所によく相談した上で、サッカー療育にも挑戦してみたいと伝えてみましょう。
すると、万が一、サッカー療育がうまくいかなかった時の出戻り枠を確保してもらえるかもしれません。
注意点③サッカー療育の放課後等デイサービスが公費から外されるかも
2024年度の報酬改定では、サッカーのみ提供し「習い事と変わらない支援を行っていると見られる」放デイは、以下のように問題視されています。
個別の障害児の状況に応じた発達支援とはいい難く、一般的なカルチャースクール等と区別ができないと思われる。
引用:厚生労働省「障害児通所支援の現状等について」令和3年7月5日(p63)
普通はそれなりの月謝を払ってサッカーを習わせますよね。
ですが、受給者証があるからといって、実態は普通のサッカー教室と同じなのに、格安の料金でサッカー指導を受けられるのは望ましくないという意見が検討会で出てきたからです。(他に、ピアノ、絵画、単なる学習支援も)
子どもにとって、習い事は大切な体験の一つですが、わざわざ公費で保証しなくても良いと言うのは自然な流れでしょう。
学習支援、ピアノや絵画等の支援は、将来の生活を豊かにすることにもつながり、こどものウェルビーイングを高めるという点において意味があるとも考えられるが、これらのみを提供する支援は、公費により負担する放課後等デイサービスとして相応しくないと考えられる。
引用:厚生労働省、障害児通所支援に関する検討会報告書―すべてのこどもがともに育つ地域づくりに向けて―令和5年3月 28 日
上記のように、習い事のような偏った支援をする放課後等デイサービスは税金を投入するのにふさわしくないとされています。
なお、2024年からは、放課後等デイサービスは総合支援型と特定プログラム特化型の2類化され、単なる預かりと習い事をする事業所は公費から外されると予想されます。
サッカー療育に関する研究について紹介
実は、サッカーに焦点を当てた発達障害児向けの効果検証の研究はそこまで多くありません。
ですが今回は、軽度な自閉スペクトラム症の子ども(6歳〜10歳)を対象とした介入研究を紹介します。
DSM-5でレベル1と判定された軽度な自閉スペクトラム症(6歳〜10歳)を13名募集し、週に 2 日、1時間のスポーツトレーニングセッションを 34 回のプログラムを実施しました。
その結果、子どもがコーチの配慮に適切に応じることができれば、集団活動に慣れたり、他者とのあつれきを解決したりなど、社会的スキルを培うのにサッカーは効果的だとわかりました。
プログラムを実施するポイントとしては、コーチが個々の子どもの目的に沿った社会的スキルの向上のために、柔軟な対応を実施することだということでした。
上記の論文については、ひとまずグレーゾーンのような軽度な発達障害児が対象です。
さらに、指導者自身が発達支援に精通していて、柔軟な対応ができることもサッカー療育を実施する上では重要だと言えるでしょう。
【大事】好きなことを伸ばすことは子どもの生きやすさに繋がる
ここまで紹介したサッカー療育の効果を踏まえると、うちの子にどんな効果が出るのか?を親としてはいろいろ期待してしまうものです。
しかし、お子さんがサッカーが好きなのであれば、ひとまずサッカーをとことんやらせてあげてください。
サッカーで運動能力や社会性を上げることができなかったとしても、余暇の一つとして生涯取り組んでいけるかもしれません。
上記の動画でもあるように、近年は知的障害のある方のサッカーチームは、全国的に増えてきていることがわかりますよね。
当事者の中には、サッカーを幼い頃から続けてきたことによって、大人になった時の生きがいにつながるケースもあります。
このように、将来のお子さんの生きやすさに繋げるために、好きなことを応援してあげるのも親の愛情の一つと言えるでしょう。
発達障害のお子さんにおすすめの教室|リベルタサッカースクール
サッカーを通して運動能力や社会性の向上、サッカーを含めた運動への興味・関心を高めてもらいたいのであれば、リベルタサッカースクールがおすすめです。
こちらのサッカースクールをおすすめできるポイントは、以下2点あります。
- 全国に教室がたくさんある(37都道府県、約1,600スクール)
- 内面の成長が重視されている
全国に教室がたくさんある
リベルタサッカースクールを運営する株式会社リーフラスでは、しっかりと研修を受けた常勤の指導員が対応してくれます。
サポート体制が充実した教室を全国規模で展開しているため、どこに住んでいてもリベルタサッカースクールに参加することが可能です。
内面の成長が重視されている
リベルタサッカースクールでは、サッカーの技術とあいさつや態度などマナー・礼儀の両方ができていないと、教室内の昇級試験に合格できない仕組みになっています。
サッカーを通して、礼儀正しく思いやりある大人に成長してほしいと願うのであれば、第一選択としてリベルタサッカースクールを検討することをおすすめします。
このように、一般的なサッカースクールよりも、恵まれている点がたくさんあるので、安心してサッカー指導を受けさせたいなら、一度見学に行ってみましょう。
最寄りの教室を検索してみましょう
- 対象年齢:3歳〜12歳
- 種目:サッカー
- 月謝:8,290円
- 入会金:8,300円(スポーツ保険代込み)
- 年会費:8,080円(年1回)
- 教室:北海道、青森県、岩手県、宮城県、山形県、福島県、東京都、茨城県、栃木県、埼玉県、千葉県、神奈川県、新潟県、長野県、静岡県、愛知県、京都府、大阪府、三重県、滋賀県、兵庫県、奈良県、和歌山県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、大分県、熊本県、宮崎県、鹿児島県
- 公式サイトはこちら
- 問い合わせ電話番号:0120-735-410
もし、近くにサッカーを取り入れている放課後等デイサービスがあれば、まずそちらに行ってみるのもアリですね!
受給者証さえあれば、基本的に断られることなく、通所できるはずです。
まとめ:サッカーを通してお子さんの成長を見守りましょう!
ここまで、サッカー療育の効果やどのようなお子さんにおすすめなのか、詳しく解説しました。
サッカーは運動療育の一環なので、やって悪いことはありません。
しかし、ただ単に発達障害児を集めてサッカーをしていることを”サッカー療育”と呼んでいること、実態は単なるサッカー教室であること。
このような状態であるのであれば、結局困るのはお子さん自身です。
そのような教室では、お子さん一人ひとりの特性を踏まえた合理的配慮すらできていないでしょう。
もしも、近くのサッカー教室に見学に行く際は、
どのような指導方法によって、発達障害のある子が運動能力や社会性を向上することに繋げていくのか?
この観点を必ず持って、納得することができれば、契約を結んで利用することをおすすめしますよ!
お子さんの将来のことを心配して、さまざまな体験をさせてあげようとすることはとても素晴らしいことだと思います。
教室探しは大変ですが、良い出会いがあるように、応援しています。