中学生の息子がゲーム開発に興味を持ってきた。
Unityって中学生でも勉強できるのかな…?
上記のように、疑問に思ってはいませんか?
そこで、本記事では中学生もUnityを勉強する方法や、おすすめのUnity教室を詳しく解説します。
さまざまな習い事がある中、Unityに目をつけたあなたは先見の明があります。
子どもがUnityを勉強させようかどうか迷っている親御さんは、ぜひ本記事を参考にしてください。
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中学生でもUnityって勉強できるの?結論、できます!
結論、中学生の理解力があれば、Unityを理解しゲーム開発することは可能です。
なぜなら、日常生活に必要な国語力や計算能力を小学4年生時点で、すでに学習済みなので、プログラミングを理解できる可能性が高いからです。
また、Unityでゲームを作る時には、中学校でも学習する座標(X軸やY軸)や三角関数といった数学、重力や摩擦といった物理の知識を活かすことができます。
しかし、「中学校で習っていることがこんなふうにゲームに使われているんだ!」と実感できるはずですよ。
もちろん、数学と物理の知識があれば、複雑なプログラムを組んで凝ったゲームができます!
そのため、中学生でも十分Unityを、理解しゲーム開発に挑戦できると言えます。
中学生がUnityを勉強するなら、まず本を買ってみよう
中学生がまずUnityをやるなら、参考書を買って始めましょう。
ちょっと大きな書店に行けば、Unityの本は売っています。
どんな参考書でもUnityのダウンロード方法から解説してあるので、中身をパラパラとめくって作ってみたいゲームの作り方が書いてある本を選びましょう。
ちなみに、書店には、古いバージョンのUnityを使ってUnityを解説する本もあります。
バージョンが古いと、思わぬエラーが生じる可能性があるので、できるだけ最新のバージョンのUnityを使っている本を選んでください。
ちなみに、筆者おすすめの参考書は、UnityではじめるC#です。
こちらは、人生で初めて購入したUnity本で、「初心者でもゲームができた!」と感動した記憶が残っています。
5年くらい前の本ですが、最新バージョンに対応した改訂版が出ているので、スムーズにUnityを始められるはずです。
忙しい中学生なら、Unity教室を利用するのがおすすめ
小学校と異なり、中学生になるとUnityを勉強する時間を確保しにくくなります。
中学校で6時限まで授業を受けてから、部活、塾、宿題、夕食、入浴…とやることがたくさんです。
しかも、勉強の難易度は小学生の頃に比べたら上がるので、勉強の優先順位が高くなることでしょう。
参考書を使った独学では、なかなかUnityを覚えられない…そんな問題が出る可能性もあります。
そのように、忙しい中学生の場合は、Unityを教えてくれるプログラミング教室に通って、Unityに集中できる時間を確保することが大切です。
なお、通学時間ももったいない!と感じる方にはオンライン授業がおすすめです。
Unityをオンラインで学ぶのもアリ!
Unityを勉強したいけど、通学時間を確保できない場合は、オンラインのUnity教室を選ぶのかおすすめです。
オンライン授業を受けるには、インターネット環境と以下のスペックのパソコンを用意するだけです。
- Corei3以上
- CPUは8GB以上
- ストレージはSSD256GB以上
- Windows10以降の64-bit OS、あるいはmacOS
これだけ揃っていれば、全国各地からUnityを学ぶことができます。
次からは、オンライン授業にも対応している中学生向けのUnity教室を4つお伝えします!
中学生におすすめのUnity教室①ITeens Lab
まず、1つ目の中学生向けのUnity教室は、ITeens Lab(アイティーンズラボ)です。
ITeens Labは、Unityを学べる教室の中で、一回あたりの受講料が安いことが最大の特徴です。
1回あたり3,300円で、月4回の月額13,200円です。
福岡県を中心に展開するUnity教室ですが、2020年からオンライン授業を開始したので、全国各地から受講可能になりました。
2021年10月時点では、毎週日曜日の14:00〜15:30、16:00〜17:30の2つのUnityコースが開催されています。
- 対象年齢:小学3年〜中学3年
- 無料体験会あり(Unity体験不可、Unityクラスの見学可能)
- 入会金:18,700円
- 1コマ/週 月額13,200円
- 教室:オンラインのみ
- Unity教室の日時:毎週日曜日の14:00〜15:30、16:00〜17:30(※2021年10月時点)
- お問い合わせ電話番号:0942-80-4615
- ITeens Labの公式HPはこちらから
ITeens Labの無料体験会では、Unityを学ぶことはできず、Scratchを体験します。
Unityを学びたい場合は、入会後にUnityクラスに入ってからです。
中学生におすすめのUnity教室②アンズテック
2つ目に紹介するのは、アンズテックです。
他のプログラミング教室では、動画編集やWebデザイン、ロボット制作など、いろんな要素があります。
しかし、アンズテックに関してはゲーム開発に特化しているので、どこよりもゲーム開発への愛がすごい教室です。
月額料金は月2回の受講で9,350円、月3回になると13,200円となっています。
アンズテックは大阪に1校しか、実店舗の教室がありませんが、オンライン授業に対応しているので、全国から受講可能です。
- 対象年齢:小学3年生〜中学3年生
- 無料体験会あり(Untiy体験不可、スクラッチ体験可能)
- 入会金:10,780円→2021年10月時点で、無料キャンペーン実施中
- 年会費:11,000円
- 月額:9,350円(月2回授業)または13,200円(月3回授業)
- 教材費:1,650円(毎月)
- 教室:大阪上本町
- お問い合わせ電話番号:050-3808-6129
- アンズテックの公式HPはこちらから
アンズテックは、入会金に加え年会費もあるので、ご注意ください。
また、無料体験会は、Scratch体験のみに対応しており、Unityを学ぶのは入会後となります。
中学生におすすめのUnity教室③LITALICOワンダー
3つ目に紹介するのは、LITALICOワンダーです。
LITALICOワンダーは、もともと発達障害児への生活支援を事業として行ってきた会社が運営母体。
そのため、あらゆる困難を抱えるお子さんでも、柔軟に対応してくれる専門的なスタッフに溢れています。
そして、Unityを学ぶには、月4回の授業で34,100円。
オンライン授業では、27,500円と通常授業よりも6,600円安くなります。
- 対象年齢:小学3年〜高校生
- 無料体験会あり(Unityの体験が可能)
- 入会金:16,500円
- 月額34,100円(※オンライン教室だと、27,500円)
- オンライン教室あり(※Unityコースに対応)
- 教室:大宮、渋谷、渋谷(中目黒サテライト)、青山、三軒茶屋、池袋、蒲田、赤羽、秋葉原、水道橋、押上、立川、町田、吉祥寺、川崎、横浜、横浜桜木町、たまプラーザ
- Unity教室の日時:14:00〜19:00(火・水、祝日休み)
- お問い合わせ電話番号:0120-990-080
- LITALICOワンダーの公式HPはこちらから
LITALICOワンダーは、唯一無料体験会でUnityを学べる教室です。
Unityのダウンロードサポートもしてくれるので、Unityを一人で始めるのが心配な中学生にはおすすめです。
中学生におすすめのUnity教室④Code of Genius
最後に紹介するのは、Code of Genius(コードオブジーニアス)です。
Code of Geniusは、中学生であってもある程度プログラミングスキルがないと、そもそもUnityコースに参加できない仕組みになっています。
Unityコースを受講できる要件は以下のとおりです。
- タイピングスコアが200以上
- スタンダードコース修了から1か月以内
- スタンダードコースでオリジナル作品完成
タイピングスコア200以上は、ほとんどタッチタイピングが可能で、事務職で困らないレベルのタイピングの速さです。
また、Unityコースを受講する前に、スタンダードコース(JavaScript)を受講して、オリジナル作品を完成させる必要があります。
一定の努力と、実力を兼ね揃えた選ばれし者だけ受講できるのが、Code of Geniusとなっています。
ちなみに、実店舗はなく、完全にオンライン授業。
料金は、月4回の月額24,200円となっています。
- 対象年齢:中学生〜高校生
- スタンダードコース(JavaScripts):1回約2時間、月4回で41,800円。
- マスターコース(Unityコース):1回約2時間、月4回で24,200円。
- お問い合わせ電話番号:050-3138-2090
- Code of Geniusの公式サイトはこちら
まずは、スタンダードコースでオリジナルの成果物を作ること。
そして、受講要件をクリアするほどの実力をつけてからUnityを学ぶことになります。
道のりはかなり長いですが、本気でプログラマーになりたい中学生なら、挑戦してみても良いでしょう!
中学生が今からUnityを学んでおけば、将来の選択肢が広がる!
中学生が今からUnityを学ぶことで、将来の職業選択に役立ちます。
まず、UnityのスキルはVRとの相性が良く、医療や福祉、建築などあらゆる業界で必要とされています。
ちなみに、ゲーム開発者の平均年収は518万円と言われており、日本人の平均年収436万円よりも高いです。
しかも、現在の中学生が社会人になることには、年功序列制度が崩壊し、個人で稼ぐ力がある人が自由に生き残れる時代になるでしょう。
不安定な時代になったとしても、Unityのスキルがあれば、個人でゲーム案件獲得したり自分でアプリをリリースして収益化したりもできます。
国語や数学などの受験科目の勉強と同時に、将来に備えたUnity勉強をしておくのも良いですね。
まとめ:中学生からUnityを学べば将来の見方も変わる!
ここまで、中学生向けのUnity教室を4つ紹介してきました。
中学生になると、学校の勉強も忙しくなってUnityどころではない時期も来るかもしれません。
しかし、今から教室に通って定期的にUnityを学ぶ機会を用意することで、将来ゲーム開発者として就職したり、個人で稼げるようになるかもしれません。
中学生は大人よりもいろんなことを吸収できる柔軟な脳を持ちますから、興味のあるゲーム開発をぜひ親御さんとして応援してあげてください。
ちなみに、活かさなくても、正直ゲームを作ることができます(それが、Unityのすごいところ)。