突然ですが、あなたのお子さんは、YouTubeは好きですか?むしろ、タブレット見過ぎなんじゃないか…?と悩んではいないでしょうか。
それだけ好きなら動画編集を学んで、とことん打ち込んでほしい!
そのように、お子さんの興味関心を応援してあげたい親御さんもいるはずです。
とは言うものの、以下のような悩みを抱えたことはありませんか?
- どうやって動画編集を学ばせてあげたら良いのかわからない…
- 動画編集を学べる教室ってどこにあるんだろうか…
動画編集は習い事としてはかなりマイナーなので、自分で探そうにもそれだけで疲れてしまうかもしれません。
そこで、本記事では、動画編集を習うのにおすすめの教室を3つ厳選して紹介。ぜひ、参考にしてみてください。
おすすめの教室紹介と併せて、小学生が「習い事」として動画編集を学ぶメリットや、心配事になりがちなポイントもお伝えしますよ。
Table of Contents
そもそも、小学生の習い事として動画編集ってどうなの?
そもそも、「動画編集ってわざわざ習い事で勉強することなの?」と疑問に思う方も多いはず。
実際に、YoutubeやTikTokなどから動画に興味を持つ小学生は多いものの、習い事として動画編集を学ぶ小学生はまだまだ少ないと言えます。
しかし、小学生のうちから動画編集を学ぶメリットは、意外にも多くあるんです。
今回は、以下の3つのメリットをお伝えします。
- パソコンの操作方法が身につく
- プレゼンテーションのスキルを高められる
- 忍耐力が向上する
それでは、それぞれのメリットについて深堀りしていきましょう。
パソコンの操作方法が身につく
まず、動画編集にはパソコンの基礎知識が不可欠です。
動画編集をするには、マウスの右左のクリック操作やファイルの保存など、パソコンの基本的な知識がないと、自分で何をやっているのかわからなくなってしまいます。
動画編集を学ぶと、動画制作をしながらパソコンの操作にも触れていくので、自然とパソコン操作が身につくでしょう。
プレゼンテーションのスキルを高められる
せっかく動画を作るなら、わかりやすく見やすい動画を作りたいですよね。
人に伝わる動画を作ろうと試行錯誤する中で育まれるのが、論理的思考力と表現力です。
視聴者が内容をスムーズに理解できるような動画の構成を考えるには、論理的思考力が必要になります。
また、正確かつ効果的に、自分が伝えたいことを伝えるためには、表現力も欠かせません。
この2つの力は、これからの社会でさらに重要性を増すとされる「プレゼン力」の土台となるため、動画編集を通して早めにトレーニングを始められるといいですね。
忍耐力が向上する
実は、動画編集は相当な根気を要する作業なんです。
素材の映像をカットするだけではなく、字幕やBGM、効果音といったさまざまな編集を行います。
小学生に大人気のYoutuberである「ヒカキン」も、7分の動画の編集に、なんと6時間もの時間をかけているそうですよ。
このように、1本の動画を作ることは、小学生にとって簡単ではありませんが、その分忍耐力が付き、動画ができた時の達成感も大きいです。
動画編集で得られる、「時間をかけて一つのものを作り上げる」という体験は、その後の人生にも役立つ貴重な経験となるはずですよ。
小学生に動画編集を習わせる上での心配ごとは?
さて、ここまで小学生が動画編集を学ぶメリットを解説しました。
とはいえ、実際に子どもに動画編集を習わせるとなると、心配な面もありますよね。
そこで、ここでは、小学生が動画編集を学ぶ上で心配になりがちな、以下の2つのポイントをお伝えします。
- どれくらいの費用がかかるのか?
- ネットトラブルに遭わないのか?
では、ポイントを一つずつ詳しく見てみましょう。
どれくらいの費用がかかるのか?
新しい習い事を始める上で、やはり費用は気になるところですよね。
まずは、日本で唯一(※2022年1月時点)動画編集を専門とする子ども向けの教室である「FURMA」の料金を確認してみましょう。
個別授業回数(1回40分) | 2回/月 | 4回/月 | 8回/月 |
月額料金 | 14,960円 | 24,860円 | 44,660円 |
英会話やプログラミングが月額1万円〜2万円ほどかかるので、動画編集はかなり高めの習い事だと言えます。
1回40分で月2回の授業で14,960円も費用がかかるのは、動画編集を教える小学生向けの教室が少なく、ライバルがいないことが原因かもしれませんね。
ネットトラブルに遭わないか?
編集した動画をYouTubeやTikTokで投稿する際に、注意すべきこととして、著作権や肖像権の問題があります。
どれだけ動画編集のスキルだけ磨いても、正しい知識がなければ、小学生であっても誰かを迷惑をかけてしまうかもしれません。
そのため、動画編集を学ぶときは、ネットリテラシーもセットで学習する必要があります。
今回紹介する小学生向けの動画編集の教室一覧・簡単比較はこちら
さて、ここからはいよいよ、小学生向けの動画編集の教室の紹介に移ります。
今回は、3つの教室を紹介します。
以下の表に、今回紹介する教室の概要をまとめたので、ご覧ください。
教室名 | 月額料金 | オンライン教室 | 入会金 | 授業頻度(〇回/月) | PC貸出 | 無料体験 |
ITeens Lab | 13,200円~ | あり | 18,700円 | 4回(1回90分)/月~ | なし | あり |
FULMA | 14,960円~ | あり | 22,000円※iPad保証金30,000円が別途必要(退会時に返金) | 4回(個別40分2回+集団20分2回)/月~ | あり | あり |
gaプログラミング | リアル教室:7,150円~オンライン教室:9,790円~ | あり | 11,000円 | 2回(1回60分または90分)/月~ | あり(リアル教室のみ) | あり |
ちなみに、この中ではFULMAのみが動画編集を専門とする教室で、ITeens Labとgaプログラミングでは動画編集コースで動画編集を学べます。
小学生が動画編集を学べる習い事教室①ITeens Lab
ここからは、小学生におすすめの動画編集の教室をお伝えします!
ITeens Labは、オンライン専門のプログラミング教室ですが、動画編集クラスも一緒に提供している教室です。
ITeens Lanの最大の特徴は、コスパの良さ。90分の授業を月4回13,200円で受講できます。
1回あたりの授業料は3,300円と、業界ではかなりお手軽に学べる料金体系です。
そして、動画編集を学べるコースは2種類。
基礎から学べる初心者向けの「動画制作初級クラス」と、Youtuberを目指せる「動画制作クラス」から選べますよ。
- 対象年齢:小学3年〜中学3年
- パソコンの貸出なし
- 無料体験会あり(※動画制作の体験会はありません)
- 入会金:18,700円
- 月額料金は以下の表の通り
個別授業回数(1回90分) | 4回/月 | 8回/月 | 12回/月 |
月額料金 | 13,200円 | 24,000円 | 34,000円 |
- 動画編集コースの日時:毎週木曜日の17:00~18:30(※2022年1月時点)
- お問い合わせ電話番号:0942-80-4615
- 公式ホームページ:https://iteenslab.com/
動画編集の無料体験はありませんが、動画制作クラスの見学は可能です。
希望する方は、お問い合わせフォームの備考欄に「見学希望」と記入しましょう。
小学生が動画編集を学べる習い事教室②FULMA
FULMAは、日本初の子ども向け動画制作教室です。
プログラミングやロボットなど、他の講座が用意されていないので、本当に動画編集だけやりたいと決まっているお子さんにはおすすめです。
また、動画制作とセットで覚えたいネットリテラシーを学べる専門講座も用意されていますよ。
- 対象年齢:小学1年生〜中学3年
- パソコンの貸出あり
- 無料体験会あり
- 入会金:11,000円
- 料金は以下の表の通り(きょうだいでの入会で割引、お友達紹介キャンペーンあり)
個別授業回数(1回40分) | 2回/月 | 4回/月 | 8回/月 |
月額料金 | 14,960円 | 24,860円 | 44,660円 |
動画1本あたりの制作期間 | 約4ヶ月 | 約2ヶ月 | 約1ヶ月 |
- 集団授業の日時:第2・4(木)または(土)の20:00-20:20/20:30-20:50(※2022年1月時点)
- お問い合わせフォーム:https://fulma.com/contacts
- 公式ホームページ:https://fulma.com/
小学生が動画編集を学べる習い事教室③gaプログラミング
3つ目に紹介するのは、gaプログラミングです。
こちらは、関西の都市を中心に8校のリアル教室を展開する、子ども向けプログラミング教室で、オンラインでも授業を行っています。
gaプログラミングの強みは、ITのプロ講師による、クオリティの高い指導です。
Webデザインやプログラミング、CG制作など、多彩なスキルを持つ講師が揃い、少人数クラスで丁寧な指導を実現しています。
そして、動画編集を専門的に学べるのは、「動画クリエイターコース」。
他にも、動画編集と併せて、ゲームプログラミングやロボットプログラミングを同時に学べる「Wコース」もあります。
- 対象年齢:4歳〜中学3年
- パソコンの貸出あり
- 無料体験会あり
- 入会金:11,000円
- 月額料金は以下の表の通り
リアル教室:月2回(1回60分) | 7,150円 |
リアル教室:月2回(1回90分) | 9,790円 |
オンライン:月2回(1回90分) | 9,790円 |
オンライン:月4回(1回90分) | 16,500円 |
- リアルの教室:茨木、神戸灘、豊中、心斎橋、南堀江など8校
- オンライン教室あり
- お問い合わせ電話番号:0120-835-260
- 公式ホームページ:https://ga-school.jp/
動画編集を独学で勉強するのは難しい
さて、ここまで小学生が動画編集を学べる教室を紹介してきました。
とはいえ、「習い事って、やっぱりお金がかかるからちょっと…」と、躊躇してしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
結論、大人は動画編集は独学できても、小学生は苦労することが予想されます。
なぜなら、動画編集以前にタイピングやフォルダ整理、パスワード管理など基本的なパソコンスキルがある程度わかっていなければ、肝心の動画編集にたどり着かない可能性があります。
多くの小学生は圧倒的にパソコンの経験が足りないので、独学だと苦労しすぎて挫折しかねません。
そのため、講師からパソコン操作を教えてもらいながら、動画編集を学んでいくのがおすすめです。
動画編集を学んでおくことで、将来の選択肢が広がる
ここまで、小学生の動画編集に関するさまざま情報をお伝えしてきましたが、最後に強調したいのは、「動画編集には将来性がある」ということです。
その理由は、動画関連の市場規模が、ここ数年で急速に拡大してきているからです。
実際に、インターネット広告事業を展開する企業「サイバーエージェント」の発表によると、動画広告市場の規模は、2020年から2024年にかけてのわずか4年間で、2倍以上に成長すると見込まれています。
このように、動画広告の需要が高まる一方で、動画編集の技術を持つ人はまだまだ少ないです。
そのため、「動画編集ができる」ということは、これからの社会で大きな強みになると言えます。
まとめ:小学生の習い事に動画編集はおすすめ!
今回は、小学生の動画編集の習い事について解説しました。
小学生の動画編集には、スキル面でもメンタル面でも、多くのメリットがあります。
一方で、心配事になりやすいのがネットトラブルですが、プロから指導を受けられる習い事なら、独学よりもはるかに安全に動画編集を学ぶことができるんです。
さらに、動画関連の市場規模の大幅拡大が見込まれることから、動画編集は今最も将来性のある習い事と言っても過言ではありません。
この記事を参考に、小学生のお子さんの習い事として、動画編集をぜひ検討してみてくださいね。
最後に、今回の記事で紹介した教室をまとめて確認しておきましょう。
- ITeens Lab
- FULMA
- gaプログラミング