不登校のお子さんを持つ親御さんにとって、ずっと自宅でゲームばかり…というのは将来が心配になりますよね?
そこで、何かしらの習い事でもした方が、本人にとって、良い刺激になると考える親御さんもいるでしょう。
しかし、どんな習い事をさせたら良いのか、わからなくて迷ったことはないでしょうか?
そこで、今回の記事では、不登校の子どもにおすすめの習い事を5つ厳選して紹介します。
記事の後半には、不登校のお子さんだからこそ、気をつけたい習い事の選び方もお伝えしていますので、ぜひ参考にしてみてください。
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不登校児に習い事がおすすめの理由とは?
「本来は学校に行くべきなのに、習い事に行かせるなんて甘えじゃないのか?」と疑問に感じる方もいるでしょう。
しかし、学校に行けない以上、本人が望むのであれば習い事を積極的に活用することをおすすめします。
理由としては、以下の2つあげられます。
- 自宅以外の居場所ができる
- 学びの機会を増やせる
自宅以外の居場所ができる
子どもたちが自分らしくイキイキと生活するには、安心して過ごせる場所が必要です。
しかし、不登校のお子さんの場合、学校はすでに彼らの居場所ではありません。
そのため、居場所が少なくなると、自分の価値を感じにくくなります。
それは、さまざまな研究でも、明らかになっており、社会的な繋がりが希薄な子どもは自己肯定感が低いと報告されているのです。
そのため、不登校のお子さんの心を健全に保つためには、居場所作りの一環として習い事はとても重要な役割を担います。
学びの機会を増やせる
不登校のお子さんには、積極的に学びの機会を増やす必要があります。
なぜなら、自宅で引きこもっていると、本来学校で学ぶべき内容がごっそり学べなくなってしまうからです。
たまたま学校という場が合わないだけで、必要な教育を受けられないのは、教育格差につながりかねません。
そのため、お子さんの学びの機会を少しでも作るために、習い事を検討してみると良いでしょう
不登校の子どもにおすすめの習い事はこちら
習い事は、世の中にたくさんありますが、不登校のお子さんに特におすすめなのは以下の5つの習い事です。
- プログラミング
- eスポーツ
- 動画編集
- パソコン(タイピングやExcelなど)
- 学習塾
不登校のお子さんがそのまま高校卒業するときに、困ることとして「一人の大人として、きちんと仕事ができるのか?」があります。
そこで、今回は仕事に直結するスキルが身につく習い事を厳選しているので、ぜひ参考にしてみてください。
不登校の子どもにおすすめの習い事①プログラミング
不登校のお子さんにおすすめの一つ目の習い事は、プログラミングです。
プログラミングは、学校の成績の良し悪しに関係なく、誰でも挑戦可能。
しかも、勉強が苦手でも、プログラミングでWebサービスやスマホゲームを開発できたら、もう立派な社会人への一歩になります。
ちなみに、親が懸念することとしては、「高校卒業後も引きこもりでニート」は、やめてほしいと思うことでしょう。
しかし、プログラミングは稼ぎに直結するスキルなので、仮に学業不振でも、結果的に稼いで自立するなら、結果オーライという考え方もできます。
不登校の子どもにおすすめの習い事②eスポーツ
二つ目におすすめの習い事は、eスポーツです。
不登校のお子さんの中には、ゲームが好きなお子さんも多いはず。
一見勉強の邪魔になりそうなゲームを極めると、実は仕事に繋がります。
というのも、今やプロゲーマーとして生計を立てている人がいるのをご存知ですか?
例えば、大乱闘スマッシュブラザーズやフォートナイトも、立派な競技種目となっていて、きちんと給料や報酬ももらえます。
収入源は、ゲーム大会の賞金だけではなく所属チームから給料をもらったり、スポンサー企業から支援をもらったり、稼ぎ方も多様になってきています。
ゲームを何時間やっても飽きないというのも、一種の才能なので、eスポーツに挑戦させてみるのもアリでしょう。
不登校の子どもにおすすめの習い事③動画編集
三つ目におすすめの習い事は、動画編集です。
動画にオーディオや字幕、効果音などを挿入するのは、一見難しそうですが、実際にやってみると意外と簡単です。
実はちゃんとした動画編集ソフトさえあれば、誰でもYouTuberっぽいクオリティの高い作品が作れます。
しかも、動画クリエイターは今後の需要が高く、高校卒業してもそのまま仕事に繋がります。
そのため、動画編集で自分の作品を作ってみる経験をしてもらうのもアリです。
不登校の子どもにおすすめの習い事④パソコン(タイピングやExcelなど)
四つ目におすすめの習い事は、パソコンです。
パソコンを習う上で、覚えておきたいスキルとして、タイピングとOffice(ExcelやPowerPoint)があります。
タイピングは、キーボードを素早く正確に打ち込む能力のことです。
パソコンをする上で必須のタイピングは、上手にできるに越したことはありません。
学校のレポートもパソコンで文書作成する時もありますよ。
また、Officeも社会人には必須のスキルです。
特に、関数を使ったり、表やグラフを作成したりするのに役立つExcelは、どんな会社に就職しても使うことでしょう。
不登校の子どもにおすすめの習い事⑤学習塾
最後に紹介する習い事は、学習塾です。
もし、学業不振が原因で不登校になったお子さんの場合、勉強で自信を取り戻すのも一つのやり方です。
もちろん、勉強以外の分野で自信を持つのもアリですよ!
きっかけは学業不振でも、今では学校に足を踏み入れるだけでも、ストレスいっぱいのお子さんには、わざわざ学校で勉強する必要もないでしょう。
その場合は、学習塾で遅れた分の勉強を取り戻すことを提案してみましょう。
不登校の子どもの習い事を選ぶ時の注意点
ここまで、不登校のお子さんにおすすめの習い事を5つ紹介してきましたが、習い事を選ぶ上での注意点がいくつかあります。
一つは、お子さんの興味を優先することです。
子育てにはどうしても、親の願望が入ってしまうもの。
例えば、不登校という烙印を押された子どもに少しでも立派に見せるために、「プログラミング」と新しい学びを提案したとします。
それが、イヤイヤやっているのであれば、結局挫折してしまい、さらに自信がなくなってしまいかねません。
そのため、不登校のお子さんの習い事を選ぶときには、お子さんの興味を第一に考えてあげましょう。
まとめ:不登校のお子さんに習い事を挑戦させてみよう!
ここまで、不登校のお子さんにおすすめの習い事を5つ厳選して紹介しました。
どれも、勉強以外の分野で頑張れる習い事ばかりを紹介しましたので、きっとお子さんの興味をそそるはずです。
ご自分でお子さんの習い事を探すのが大変な方は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。
最後に、不登校のお子さんにおすすめの習い事を5つ載せておきます。
- プログラミング
- eスポーツ
- 動画編集
- パソコン(タイピングやExcelなど)
- 学習塾