中学生であっても、本格的なプログラミングを学ぼうと思うと、まず候補に上がるのがPython(パイソン)。
教室でしっかり学んでほしいと思っても、Python教室は日本に指を数える程度しかありません。
そこで、今回の記事では、中学生がPythonを学べるプログラミング教室5つ厳選して紹介します。
- 数学や物理が好き
- 将来エンジニアになりたい
- プログラミングを勉強して受験に活かしたい
上記に当てはまる方は、お子さんがプログラミングを学ぶことでさらに輝く可能性があります。
ぜひ、参考にしてみてください。
Table of Contents
中学生がPythonを学ぶメリットは?
中学生がPythonを学ぶメリットは、以下の2つあります。
- 学校で習った数学を活かせる
- データ分析に役立つ
まず、Pythonは、中学校レベルの数学を使って、プログラムを組んでいきます。
そのため、学校で学んだ内容がどのように活用されるのかを、プログラミングに取り組む中で、実感できるはずです。
そして、Pythonはデータ分析にめっぽう強い言語で、機械学習や人工知能開発が得意です。
将来、エンジニアとして働きたい中学生だけではなく、研究者になりたい中学生も統計分析にPythonを活用するので、学んでおいて損はありません。
中学生がPythonを学ぶ方法は?
中学生がPythonを学ぼうとするならば、以下の3つ方法があげられます。
- 参考書
- 動画教材
- プログラミング教室
参考書
中学生向けのPython入門書は、書店に行けば購入することができます。
2,000円程度の参考書が多いので、お試しで始めるのにはうってつけです。
2021年に発売された新しいPythonの良書を紹介しておきます。
動画教材
インターネット上で公開されている動画教材を活用すれば、Pythonを学ぶことができます。
YouTubeやドットインストールなどで、無料で公開されていることも多いので、参考書を購入しなくても学習可能です。
プログラミング教室
プログラミング教室では、Pythonに詳しい先生が直接教えてくれます。
そして、わからないことがあれば、その場で質問することができます。
最近は、オンラインのプログラミング教室が増えているので、住んでいる場所を問わずに参加可能です。
【一番学習効率は高い】おすすめはPython教室を利用すること!
先ほど、Pythonの3つの学習方法をお伝えしましたが、一番おすすめなのはプログラミング教室です。
なぜなら、お世辞でもPythonは簡単なプログラミングとは言えないからです。
せっかくプログラミングにやる気を出しているにも関わらず、やり方がわからなくて挫折してしまうのはかわいそうではありませんか?
そのため、親としてお子さんに合ったプログラミング教室を選び、学びの環境を整えていきましょう。
中学生がPythonを学べるプログラミング教室はこちら!
今回紹介する中学生向けのPythonを学べるプログラミング教室は、以下の5つです。
教室 | 月額料金 | オンライン教室 | 入会金 | 授業頻度(○回/月) | PC貸出 | Pythonの無料体験 |
HALLO | 14,850円〜 | あり | 22,000円 | 4回/50分〜80分 ※コースによる | あり | 可能 |
N Code Labo | 14,300円〜 | あり | 11,000円 | 4回(1回90分)/月 | あり | 可能 |
TechAcademyジュニア | 公式サイトに明記なし | なし | 公式サイトに明記なし | 自習スタイル。質問し放題。 | なし | 不可 |
Code Land | 13,200円〜 | あり | 5,500円 | 2回(1回50分)/月 | なし | 可能 |
Code of Genius | 23,200円 | あり | なし | 4回(1回110分)/月 | なし | 不可 |
それでは、一つひとつのプログラミング教室について確認していきましょう。
中学生がPythonを学べるプログラミング教室①HALLO
中学生がPythonを学べる1つ目のプログラミング教室は、HALLOです。
HALLOでは、Pythonを学べるスクラッチのようなビジュアルプログラミングで学べるように、独自開発されたプログラミング教材(Playgram)が使用されています。
一般的にテキストプログラミングであるPythonは中学生であっても難易度が高いですが、その壁を一気に低くしてくれている画期的な教材を導入しているプログラミング教室です。
また、HALLOは全国に500教室以上あるので、主要都市にお住まいの方であれば、公式サイトの教室検索から最寄り教室を探してみると良いでしょう。
なお、オンライン授業にも対応しているので、地方に住んでいる方でもPythonを学ぶこともできますよ。
- 対象年齢:6歳~高校生
- パソコンの貸出あり
- 無料体験会あり
- 入会金:22,000円
- 月額:14,850円〜(週に1回)
※教室によって多少異なります。 - オンライン教室あり
- リアルの教室:全国に500教室以上
- Python教室の日時:各教室によって異なります。各教室に無料体験の時に、確認してみてください。
- 公式サイト:https://www.hallo.jp/
HALLOでのPython学習は、最初はブロックモードのPythonを学び、その後テキストモードのPython(いわゆる、普通のPython)を学べるようにスムーズなカリキュラムが用意されています。
そのため、他の教室で挫折するポイントを乗り越えることが可能です。
\初回限定で無料体験あり/
中学生がPythonを学べるプログラミング教室②N Code Labo
中学生がPythonを学べる2つ目のプログラミング教室は、N Code Labo(Nコードラボ)です。
N Code Laboを運営する学校法人角川ドワンゴ学園は、2016年からネット高校(N高)を開校したことでも有名。
N高でプログラミングを含めたIT教育を実践してきたノウハウを、N Code Laboでもたくさん活用されています。
まるで予備校のようなプログラミング教室で、N Code Laboの卒業生は、有名大学のAO入試にプログラミングの実力で入学していますよ。
- 対象年齢:小学5年~高校生
- パソコンの貸出あり
- 無料体験会あり
- 入会金:11,000円
- 月額:14,300円(週に1回)
※オンライン教室だと、33,000円 - オンライン教室あり
- リアルの教室:新宿、秋葉原、横浜、梅田
- Python教室の日時:
17:15~18:45、19:15~20:45(水、木、金曜日)
10:00 ~ 11:30、13:00 ~ 14:30、15:00 ~ 16:30、17:00 ~ 18:30(土曜日) - 公式サイト:https://n-codelabo.jp/
N Code Laboには、通学コースとネットコースの2つがあります。
通学コースは、小学5年生から、ネットコースは中学1年生からとなります。
中学生のお子さんにPythonを学ばせたいなら、第一候補のプログラミング教室です!
N高のカリキュラムを参考にした間違いないカリキュラムですので、迷ったらN Code Laboにしましょう。
\初回限定で無料体験あり/
中学生がPythonを学べるプログラミング教室③TechAcademyジュニア
TechAcademyジュニアは、他のプログラミング教室とは異なり、週に1回90分の授業といったスタイルではありません。
動画教材とWebテキスト教材で自分でプログラミングを勉強していきながら、わからないことはチャットで質問して解決していきます。
ただし、毎週授業があるわけではないので、本人が自主的にPython学習に取り組まないと、月額料金がもったいなくなってしまうので、注意が必要です。
ちなみに、Pythonコースの料金は、公式サイトに明記してありませんでした。
詳しくは、TechAcademyジュニアに問い合わせて尋ねてみましょう。
中学生がPythonを学べるプログラミング教室④Code Land
Code Landでは、Pythonを使ってゲーム制作ができるだけでなく、Chat GTPと生成AIの活用方法、画像処理など、AIに関する学びを深めることが可能です。
運営元の株式会社プロキッズは、Chat GTPに関する子ども向けイベントを積極的に開催しており、最新テクノロジーへの反応が高い企業と推察されます。
1回50分のコースで月2回から可能です。
密度の濃いマンツーマン授業を受けたいのであれば、Code Landをおすすめします。
ちなみに、講師陣・メンターの方々も東京大学や東北大学など、難関大学出身・在籍の方もいますよ。
- 対象年齢(推奨):小学校高学年(5年生〜)・中学生・高校生
- パソコンの貸出なし
- 無料体験あり
- 初期費用:5,500円
- 月額13,200円〜(月2回)
- オンライン教室あり
- リアルの教室:御成門校(港区)、秋葉原校(台東区)
- Code Landの公式HPはこちらから
子ども向けプログラミング教室だからと言って、その講師や質に妥協しないところが好印象ですね!
約45分、無料体験会の実施中
オンラインとリアル教室の2つから選ぶことができます。
中学生がPythonを学べるプログラミング教室⑤Code of Genius
最後に紹介するプログラミング教室は、Code of Genius(コードオブジーニアス)です。
Code of GeniusのPythonコース(マスターコース)は、今回紹介する中で唯一、パソコンの操作能力、プログラミングの理解力、主体的な学びの姿勢など一定の基準を満たした方が受講できます。
受講基準は以下の通りです。
- タイピングスコア「200」以上
- スタンダードコース修了から1か月以内
- スタンダードコースでオリジナル作品完成
※一部抜粋
Code of GeniusでPythonを受講する中学生のほとんどは、マスターコースの一つ下のレベルのスタンダードコースを受講済みです。
確かな実力がある中学生だけが、受講できるようになっています。
ちなみに、タイピングスコア200というのは、クラスで一番目くらいにタイピングが速いくらいのレベルです。
いわゆる、ブラインドタッチが難なくできるレベルと言えます。
- 対象年齢:中学生以上(一定基準を満たした者のみ)
- パソコンの貸出なし
- 無料体験会あり
- 入会金:なし
- 月額:23,200円
- リアル教室なし(オンラインのみ)
- お問い合わせ電話番号:050-3138-2090
- 公式サイト:https://codeofgenius.net/
最高のPython教育を受けたいなら、Code of Geniusで間違いないです。
ただし、初めてプログラミングを勉強するなら、まずスタンダードコースのJavaScriptから勉強することになります。
それでもOKなお子さんであれば、ぜひ挑戦しましょう!
【朗報】プログラミングを学んでおけば、大学受験にも役に立つ!
Pythonを学ぶことで、どういう仕組みでプログラムを立てていくのか、かなり深いレベルで理解できます。
プログラムの仕組みを理解することは、これからの時代、全ての中学生必須の教養となります。
というのも、2022年から高校の授業に「情報」という科目が新設され、さらに2025年には大学入試共通テスト(旧センター試験)にも、プログラミングが出題されるのです。
嘘だと信じたいところですが、受験で出題されることはもう決まっています。
の先生に教えてもらうのがベストですよ。
》大学入試で出題されるプログラミングへの対処法はこちら記事へ”
まとめ:中学生からPythonに挑戦してみよう!
ここまで、中学生がPythonを学べるプログラミング教室を5つ厳選してお伝えしました。
これからの情報社会を生き抜くためには、中学生であっても、プログラミングの知識は必要不可欠です。
もし、あなたのお子さんがプログラミングに興味を持っているのであれば、その熱が冷めないうちに、プログラミング教室という学習環境を整えてあげてみてはいかがでしょうか?
最後に、今回紹介したPythonを学べるプログラミング教室をまとめておきました。
教室 | 月額料金 | オンライン教室 | 入会金 | 授業頻度(○回/月) | PC貸出 | Pythonの無料体験 |
HALLO | 14,850円〜 | あり | 22,000円 | 4回/50分〜80分 ※コースによる | あり | 可能 |
N Code Labo | 14,300円〜 | あり | 11,000円 | 4回(1回90分)/月 | あり | 可能 |
TechAcademyジュニア | 公式サイトに明記なし | なし | 公式サイトに明記なし | 自習スタイル。質問し放題。 | なし | 不可 |
Code Land | 13,200円〜 | あり | 5,500円 | 2回(1回50分)/月 | なし | 可能 |
Code of Genius | 23,200円 | あり | なし | 4回(1回110分)/月 | なし | 不可 |