今回の記事では、中学生がPythonを学べるプログラミング教室を詳しく解説する内容となっています。
突然ですが、あなたのお子さんは、以下のような興味関心を持ってはいませんか?
- 将来プログラマーになりたい
- Nintendo Switchやスマホゲームが大好き
- ロボットやプラモデルを組み立てるのが好き
上記のような好みを持つお子さんは、プログラミングを学ぶことでさらに輝く可能性があります。
または、「好き」を伸ばしていくことで、あなたのお子さんの才能を活かすことができるかもしれません。
今回は、プログラミングの中でもPython(パイソン)と呼ばれる機械学習や人工知能開発が得意なプログラミング言語を学べる教室を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
中学生がPythonを学ぶメリットは?

中学生がPythonを学ぶメリットは、以下の2つあります。
- 学校で習った数学を活かせる
- データ分析に役立つ
まず、Pythonは、中学校レベルの数学を使って、プログラムを組んでいきます。
そのため、学校で学んだ内容がどのように活用されるのかを、プログラミングに取り組む中で、実感できるはずです。
そして、機械学習や人工知能開発が得意なPythonはデータ分析にめっぽう強い言語です。
将来、エンジニアとして働きたい人だけではなく、研究者として働きたい人も統計分析にPythonを活用するので、学んでおいて損はありません。

ちなみに、私は大学生の頃、Unityでゲームを作っていましたが、卒業研究で膨大な数字データを処理する必要があった時には、結局Pythonを勉強しましたよ。
中学生がPythonを学ぶ方法は?

中学生がPythonを学ぼうとするならば、以下の3つ方法があげられます。
- 参考書
- 動画教材
- プログラミング教室
参考書
中学生向けのPython入門書は、書店に行けば購入することができます。
2,000円程度の参考書が多いので、お試しで始めるのにはうってつけです。
動画教材
インターネット上で公開されている動画教材を活用すれば、Pythonを学ぶことができます。
YouTubeやドットインストールなどで、無料で公開されていることも多いので、参考書を購入しなくても学習可能です。
プログラミング教室
プログラミング教室では、Pythonに詳しい先生が直接教えてくれます。
そして、わからないことがあれば、その場で質問することができます。
最近は、オンラインのプログラミング教室が増えているので、住んでいる場所を問わずに参加可能です。
【一番学習効率は高い】おすすめはPython教室を利用すること!
先ほど、Pythonの3つの学習方法をお伝えしましたが、一番おすすめなのはプログラミング教室です。
プログラミング教室では、月額1〜2万円の授業料を支払う必要がありますが、それ以上に良いことがたくさんあります。
例えば、週に1回は先生が直接、Pythonを教えてくれます。
中学生がPythonを独学するとなると、普段の勉強や部活の忙しさにかまけて、気づけばPythonに挫折しているかもしれません。
親として、子どもが継続的に取り組める学習環境を整えてあげることで、お子さんのPython学習を後押ししてあげましょう。
中学生がPythonを学べるプログラミング教室はこちら!
今回紹介する中学生向けのPythonを学べるプログラミング教室は、以下の5つです。
教室 | 月額料金 | オンライン教室 | 入会金 | 授業頻度(○回/月) | PC貸出 | Pythonの無料体験 |
N Code Labo | 14,300円〜 | あり | 11,000円 | 4回(1回90分)/月 | あり | 可能 |
テックジム | 11,000円〜 | あり | 33,000円(教室によっては、無料) | 授業ではなく、自習スタイル | なし | 可能 |
TechAcademyジュニア | 公式サイトに明記なし | なし | 公式サイトに明記なし | 自習スタイル。質問し放題。 | なし | 不可 |
ロッボクラブ | 13,800円〜 | あり | なし | 2回(1回90分)/月 | なし | 不可 |
Code of Genius | 23,200円 | あり | なし | 4回(1回110分)/月 | なし | 不可 |
それでは、一つひとつのプログラミング教室について確認していきましょう。
中学生がPythonを学べるプログラミング教室①N Code Labo

中学生がPythonを学べる1つ目のプログラミング教室は、N Code Labo(Nコードラボ)です。
N Code Laboを運営する学校法人角川ドワンゴ学園は、2016年からネット高校(N高)を開校したことでも有名。
N高でプログラミングを含めたIT教育を実践してきたノウハウを、N Code Laboでもたくさん活用されています。
まるで予備校のようなプログラミング教室で、N Code Laboの卒業生は、有名大学のAO入試にプログラミングの実力で入学していますよ。
- 対象年齢:小学5年~高校生
- パソコンの貸出あり
- 無料体験会あり
- 入会金:11,000円
- 月額:14,300円(週に1回)
※オンライン教室だと、33,000円 - オンライン教室あり
- リアルの教室:新宿、秋葉原、横浜、梅田
- Python教室の日時:
17:15~18:45、19:15~20:45(水、木、金曜日)
10:00 ~ 11:30、13:00 ~ 14:30、15:00 ~ 16:30、17:00 ~ 18:30(土曜日) - 公式サイト:https://n-codelabo.jp/
N Code Laboには、通学コースとネットコースの2つがあります。
通学コースは、小学5年生から、ネットコースは中学1年生からとなります。
>>N Code Laboを詳しく知りたい方はこちらの記事へ
中学生がPythonを学べるプログラミング教室②テックジム

テックジムは授業を受けるのではなく、自習しながらわからないことを解決していくスタイルのプログラミング教室です。
Pythonのテキストに沿って勉強し、わからないことがあれば、教室にする先生に質問することができます。
そして、テックジムは、中学生・高校生だけでなく、むしろそれ以上に現役のエンジニアや大学生が多く通っていることも驚きです。
プログラミングを学べるだけでなく、世代間交流も経験でき、社会人がどのようにプログラミングと向き合っているのか、目の当たりにすることができるでしょう。
ちなみに、25歳未満の学生は、通常22,000円の月額費のところ11,000円。
しかも、名古屋や松山など、通常33,000円の入会費が無料にしている教室もありますよ。
- 対象年齢:中学生以上
- パソコンの貸出なし
- 無料体験会あり
- 入会金:33,000円(教室によっては、無料)
- 月額:22,000円(25歳未満は、11,000円)
- リアル教室:全国に30教室
- 開校日時:各教室による
- 公式サイト:https://techgym.jp/zero_python/
中学生がPythonを学べるプログラミング教室③TechAcademyジュニア

TechAcademyジュニアは、他のプログラミング教室とは異なり、週に1回90分の授業といったスタイルではありません。
動画教材とWebテキスト教材で自分でプログラミングを勉強していきながら、わからないことはチャットで質問して解決していきます。
ただし、毎週授業があるわけではないので、本人が自主的にPython学習に取り組まないと、月額料金がもったいなくなってしまうので、注意が必要です。
ちなみに、Pythonコースの料金は、公式サイトに明記してありませんでした。
詳しくは、TechAcademyジュニアに問い合わせて尋ねてみましょう。
中学生がPythonを学べるプログラミング教室④ロッボクラブ

ロッボクラブでは、Pythonを使ってロボットを動かしたり、Webアプリゲームを作ることもできます。
また、ロッボクラブの最大の特徴は、英語でプログラミングを学べること。
ネイティブスピーカーの先生がプログラミングを教えてくれるので、英語とプログラミングを同時に学べますよ。
もちろん、英語が話せなくても、日本語通訳がいるので、安心してください。
- 対象年齢:小学1年生〜中学3年生
- パソコンの貸出なし
- 500円のワンコイン体験会あり(Unity体験不可、スクラッチ体験可能)
- 入会金:なし
- 月額13,800円〜(月2回)
- オンライン教室あり
- リアルの教室:渋谷、福岡、山口、甲子園、新松戸
- お問い合わせ電話番号:090-8310-5308(渋谷)、080-3220-4120(福岡)、0834-25-0606(山口)、070-8318-6880(甲子園)、090-6589-5250(新松戸)
- ロッボクラブの公式HPはこちらから
中学生がPythonを学べるプログラミング教室⑤Code of Genius

最後に紹介するプログラミング教室は、Code of Genius(コードオブジーニアス)です。
Code of GeniusのPythonコース(マスターコース)は、今回紹介する中で唯一、パソコンの操作能力、プログラミングの理解力、主体的な学びの姿勢など一定の基準を満たした方が受講できます。
受講基準は以下の通りです。
- タイピングスコア「200」以上
- スタンダードコース修了から1か月以内
- スタンダードコースでオリジナル作品完成
※一部抜粋
Code of GeniusでPythonを受講する中学生のほとんどは、マスターコースの一つ下のレベルのスタンダードコースを受講済みです。
確かな実力がある中学生だけが、受講できるようになっています。
ちなみに、タイピングスコア200というのは、クラスで一番目くらいにタイピングが速いくらいのレベルです。
いわゆる、ブラインドタッチが難なくできるレベルと言えます。
- 対象年齢:中学生以上(一定基準を満たした者のみ)
- パソコンの貸出なし
- 無料体験会あり
- 入会金:なし
- 月額:23,200円
- リアル教室なし(オンラインのみ)
- お問い合わせ電話番号:050-3138-2090
- 公式サイト:https://codeofgenius.net/
Pythonの独学はできるのか?難しい中学生もいる

ここまで、Pythonを学べる中学生向けのプログラミング教室を紹介してきましたが、決して安い金額ではなかったですよね?
できれば独学で勉強してもらいたい…と考える親御さんもいることでしょう。
もちろん、最初は参考書を買って独学から始めても構いません。
しかし、もし独学で頑張って挫折してしまったら、プログラミングに対する苦手意識がついてしまう可能性があります。

ちなみに、2022年から、高校の授業に「情報」という科目が新設される予定です。
しかも、2025年には大学入学共通テスト(旧センター試験)にも、「情報」が入試科目となり、プログラミングの知識が問われます。
お子さんが高校生になる頃には、プログラミングが今よりも当たり前に授業で取り扱われるようになるのも明らかでしょう。
そのため、お子さんにプログラミングを失敗せずに取り組むようになるためにも、プロの先生に教えてもらうのがベストですよ。
>>大学入試で出題されるプログラミングへの対処法はこちら記事へ”
まとめ:中学生からPythonに挑戦してみよう!
ここまで、中学生がPythonを学べるプログラミング教室を5つ厳選してお伝えしました。
これからの情報社会を生き抜くためには、中学生であっても、プログラミングの知識は必要不可欠です。
もし、あなたのお子さんがプログラミングに興味を持っているのであれば、その熱が冷めないうちに、プログラミング教室という学習環境を整えてあげてみてはいかがでしょうか?
最後に、今回紹介したPythonを学べるプログラミング教室をまとめておきました。
教室 | 月額料金 | オンライン教室 | 入会金 | 授業頻度(○回/月) | PC貸出 | Pythonの無料体験 |
N Code Labo | 14,300円〜 | あり | 11,000円 | 4回(1回90分)/月 | あり | 可能 |
テックジム | 11,000円〜 | あり | 33,000円(教室によっては、無料) | 授業ではなく、自習スタイル | なし | 可能 |
TechAcademyジュニア | 公式サイトに明記なし | なし | 公式サイトに明記なし | 自習スタイル。質問し放題。 | なし | 不可 |
ロッボクラブ | 13,800円〜 | あり | なし | 2回(1回90分)/月 | なし | 不可 |
Code of Genius | 23,200円 | あり | なし | 4回(1回110分)/月 | なし | 不可 |