本記事は、リタリコワンダーで発達障害の子どもが何をどうやって学習しているのかを、詳しく解説する内容となっています。
しかし、
- リタリコワンダーって発達障害に対応してくれるみたいだけど、本当にそうなの?
- うちの子は、プログラミングを勉強する意味なんてあるのだろうか?
- プログラミングよりも他にやることあるんじゃないのかな?
などと、疑問を感じる方もいますよね。
そこで、どのような発達障害のお子さんならリタリコワンダーで輝く可能性があるのか
本記事では、実例を交えて紹介していきます。
ちなみに、リタリコワンダーにおけるロボット・プログラミング指導は、発達に遅れのあるお子さんの得意な能力や自己肯定感を高める可能性がありますよ!
特に、ASD(自閉症)やADHD(注意欠陥・多動性障害)、LD(学習障害)の特性があるお子さんがいる親御さんは必見です。
ぜひ、参考にしてみてください。
Table of Contents
発達障害にも対応!リタリコワンダーの基本情報
まず、リタリコワンダーの基本的な情報を紹介させてください!
- 対象年齢:年長児〜高校生
- コース:ロボット、プログラミング、電子工作の3種類、5コース
- パソコンの貸出あり
- 無料体験会あり(60分)
- 入会金:16,500円
- 月額料金:22,000円〜34,100円
- オンライン教室あり
- 教室:大宮、渋谷、渋谷(中目黒サテライト)、青山、三軒茶屋、池袋、蒲田、赤羽、秋葉原、水道橋、押上、立川、町田、吉祥寺、川崎、横浜、横浜桜木町、たまプラーザ、津田沼
- お問い合わせ電話番号:0120-990-080
- リタリコワンダーの公式HPはこちらから
LITALICOワンダーでは、5つコースが用意されており、ロボット、プログラミングそして、電子工作の3種類のものづくりに参加できます。
料金は、最安値で22,000円〜となっています。
また、実店舗は東京、神奈川、埼玉、千葉で計20教室です。
関東圏に在住の方は、直接教室に通うことが多いですが、遠方に住む方はオンライン受講になります。
無料体験会は60分程度で、随時開催しています。
体験後に担当者とどのコースが良いか相談できますので、とりあえず話を聞きたいという方は、無料体験への参加がおすすめです。
リタリコワンダーに通学する発達障害児はどれくらいいるの?
リタリコワンダーの運営母体は、障害児支援を得意とする事業を多く展開。
例えば、LITALICOジュニアという放課後等デイサービスを全国展開しています。
そして、ものづくり教室であるリタリコワンダーも、300名以上の発達障害を抱えるお子さんへの指導実績があります。
発達障害児向けのロボット・プログラミング教育を、現場で牽引していると言っても過言ではないでしょう。
実際にリタリコワンダーを利用した保護者からは、以下のような口コミが寄せられています。
子どもが発達障害を抱えても、リタリコワンダーのスタッフが上手に対応してくれるようですね!
どんな発達障害なら、リタリコワンダーで勉強できる?
ここでは、「こんな発達障害のお子さんなら、リタリコワンダーで楽しく勉強できるかもしれないよ!」というのをお伝えします!
リタリコワンダーで勉強できる発達障害の種類はこちらです。
- ASD:自閉症スペクトラム障害
- ADHD:注意欠陥・多動性障害
- LD:学習障害
- 知的障害や境界知能(※知的レベルとコース内容による)
それぞれの障害で、どうしてリタリコワンダーで学ぶのがおすすめなのか、次の見出しから説明します。
ASD児に、リタリコワンダーがおすすめな理由【パターン理解が得意】
ASD(自閉症スペクトラム障害)は、あいまいなことや言語による理解が得意ではありません。
そのため、場の雰囲気を察知して、空気を読むのが苦手。
コミュニケーションも一方的で、友達関係に亀裂が入りやすいです。
しかし、一方で物事をパターンで覚えるのが得意です。
したがって、パターンの連続であるプログラミングは、ASDと相性が良いのです。
よくよく考えてみると、自閉症の特性を理解した上で、指導してくれるプログラミング教室が日本にどれだけあるでしょうか?
全国への普及規模と実際に指導に携わるスタッフの専門知識をかねそろえているのは、おそらくリタリコワンダーだけでしょう。
そのため、子どもの特性をしっかり理解してくれた上で、子どもの成長をサポートしてほしい親御さんは、リタリコワンダーがおすすめです。
ADHD児にリタリコワンダーがおすすめな理由【過集中が強み】
ADHD(注意欠陥・多動性障害)には、不注意、多動的、衝動的の3パターンが存在。
そして、多くの場合、3パターンをまたいだ混合タイプのお子さんです。
困った行動としては、片付けられなかったり、話を最後まで聞けなかったりなど…
結果的に、いい加減な子、約束を守れない子と、周りから思われることもあるでしょう。
しかし、ADHDには、過集中という良い特徴もあります。
本人の好きなことがロボットやプログラミングであるならば、人並み優れた集中力で、のめり込むことができます。
特に、ゲームが好き、工作が好きというお子さんには、リタリコワンダーで提供するコースで輝ける可能性があるでしょう。
LD児にリタリコワンダーがおすすめな理由【IQが低いわけではない】
LD(学習障害)は、国語や算数など、特定の科目が苦手な状態を指します。
ただし、特定の科目が苦手というだけで、IQは正常範囲内であることが多いのがLD児の特徴です。
つまり、苦手なことに着目するのではなく、得意な能力を活かせるように支援する方が合理的なのです。
例えば、多くのLD児が、読み書き障害を持つと言われていますが、読み書きを多く求められないプログラミングがその子に有効かもしれないという考えに至ります。
ちなみに、LD児が参考書を読んでプログラミングを理解しようとすると、当然文章の読みでつまづくわけなので、学習方法としては不適切と言えます。
リタリコワンダーでは、参考書を読ませて理解させるのではなく、その子が理解できる学習方法で、ロボットやプログラミングを学習させてくれます。
LDのお子さんでも、十分学べる環境が整っていると言えるでしょう。
知的障害や境界知能におすすめな理由【プログラミング的思考の養成】
知的障害や境界知能など、知的レベルが低いお子さんに対しても、プログラミングは十分に楽しめる活動です。
プログラミングを通じて、自分の得意なことや興味を広げる可能性も十分にあります。
ただし、注意すべき点があります。
それは、プログラミング教育は、基本的に言語の理解を前提としていることです。
たとえば、スクラッチの教材には言葉が使われており、スタッフも言語を用いて説明します。
そのため、言語能力が低いお子さんの場合、テキストの理解に壁が生じ、思ったような学びが得られない可能性があります。
しかし、知的障害があるからといって、プログラミングが理解できないわけではありません。
やり方次第で、プログラミング的思考を学ぶことは十分に可能です。
特別支援教育の現場では、スクラッチではなく、より直感的に操作できるビスケットというツールを使ってプログラミング的思考を学びます。
ビスケットは言葉の説明がなく、直感的に取り組めるプログラミングツールであり、ゲーム性のある作品やアート性の高い作品を簡単に作り出すことができます。
リタリコワンダーでは、このビスケットの指導も行っており、他の教室にはない柔軟な対応が可能です。
そのため、発達障害に加えて知的レベルに課題のあるお子さんでも、リタリコワンダーならば適切にサポートしてもらえるでしょう。
【リタリコワンダーの実例①】社交性が身についた自閉症の男の子
ここからは、リタリコ発達ナビの公式コラムから、リタリコワンダーの実例を要約して2つ紹介しますね。
まずは、コミュニケーションの幅が広がり、「ごめんね」と謝ることができるようになった小学3年生の男の子(自閉症)です。
全文を読みたいからは、LITALICO発達ナビのコラムをご覧ください。
もともと、LITALICOジュニア(放課後等デイサービス)に通っていた男の子のA君。
言葉がでなくて、友達同士のコミュニケーションが苦手さが目立ってきていました。
A君の好きなことはレゴだったことから、リタリコワンダーのロボットコースを受講することになります。
しかし、受講当初は、友達のブロックを勝手にとってしまって、その子を泣かせてしまうこともありました。
リタリコワンダーのスタッフは、A君のペースに合わせながら、根気強く授業を調整してくれました。
そのおかげで、A君は、友達に「ごめんね」と言える社交性を身につくことができました。
今では、好きだったレゴからロボット制作へ興味が広がり、コミュニケーション能力も徐々に高めることができています。
引用:https://h-navi.jp/column/article/35027918(全文はこちらから)
「貸して?」や「ごめんね」など、言葉で自分の意図を伝えられないから、勝手に物をとってしまうお子さんはたくさんいます。
なぜなら、言葉で気持ちを伝えるよりも、勝手に物をとるほうが、簡単に目的(ロボットを手にする)を達成できますからね。
普通の指導者なら、頭ごなしに注意するだけですが、発達障害児支援の理解のある人なら、A君の好きなロボット制作を介してコミュニケーション能力を高める支援も同時に行うはずです。
A君は、ロボット制作と理解のある指導者のおかげで、友達と円滑にコミュニケーションを図る方法を学習できたと言えるでしょう。
【リタリコワンダーの実例②】自己肯定感が回復した自閉症の男の子
年長からリタリコワンダーに通っている小学3年生の男の子(自閉症)が、自分に自信を持てるようになった事例です。
年長児からリタリコワンダーに通っているBくん。
「僕が大人になったら、ママはいなくなっちゃうの?」と聞いたこともあるBくんは、将来に対する漠然とした不安がありました。
Bくんのお母さんも、親なき後、子どもが社会で自立して生活できるかどうかを、とても心配していました。
社会で生きていく力を持ってもらうためにも、「好きなことから得意なことを作ってあげたい」というお母さんの願いから、Bくんは年長児からLITALICOワンダーに通うことになります。
もともとレゴが好きだったことから、リタリコワンダーでは主にロボット制作に参加。
しかし、最初は泣き出して教室から出ていってしまうこともありました。
そこで、リタリコワンダーのスタッフは、Bくんが理解しやすいように、長文ではなく単語で区切って簡潔に指示を伝えました。
そのおかげで、スタッフ同士の言葉のやりとりも増えて、今では自信を持ってロボット制作を楽しめています。
引用:https://h-navi.jp/column/article/35027827(全文はこちらから)
Bくんのお母さんが、早い段階から、社会で自立して生きていく方法を模索し、しかもリタリコワンダーに通所という行動まで移せたのは素晴らしいことですね。
厳しい現実ですが、障害の有無に関係なく、親がいつまでも子どもの面倒をみることはできません。
Bくんは、将来一人で暮らすにしても、施設生活するにしても、必ず誰かとコミュニケーションをする必要があります。
社会で生きていくには、他者とのコミュニケーションは必ずついてまわるものですから、今から意識的に社交性を培うことは、とても先見の明があると言えます。
Bくんは、リタリコワンダーのロボット制作を通して、コミュニケーションの幅が広がり、自信もついてよかったですね!
【リタリコワンダーの実例③】好奇心を刺激されたグレーゾーンの男の子
さらに、筆者が独自で保護者様にインタビューを実施したことがあるので、一部紹介します。
小学5年生の男の子(グレーゾーン)が、リタリコワンダーの体験会で、知的好奇心を刺激された事例です。
明確な診断名がついているわけではありませんが、WISC -Ⅳの結果で処理速度が極端に低かったCくん(IQ85)。
サポートルームに通いつつ、普通学級で過ごしていました。
ある日、Cくんのお母さんは、LITALICOライフの勉強会に参加。
そこで、リタリコワンダーの無料体験会があるのを知りました。
Cくんは最初こそ、「習い事なんてめんどくさい、なんで申し込んだの?」と消極的でしたが、実際に体験を受けてみるととても刺激を受けたようです。
高校生が作った3D作品を見て、「これ、プロじゃね?」とすごく驚いて、「自分も作れるようになりたい!」とリタリコワンダーの入塾を決めました。
将来はCGデザイナーになりたいCくんは、最初はスクラッチから勉強して1~2年したら、3Dプログラミング(Unity)を勉強するそうです。
習い事に消極的だったCくんが、プログラミングのすごさを目の当たりにして、プログラミングを学びたいと思えるようになったようですね。
お母さんは、Cくんの将来を心配し、「得意なことを一つでも増やすことができれば、この子の生きる力になるだろう」と、今からプログラミングを学ばせているようでした。
3Dプログラミングは、大人でも難しいですが、今からコツコツやっていけば、CGデザイナーになりたいCくんの夢は叶うことでしょう!
【発達障害でもOK】リタリコワンダーでは、無料体験会後に相談可能!
ここで、実際にリタリコワンダー入会したいとなった場合の流れを説明します。
入会の意志が決まっているお子さんでも、まずは、無料体験会からの参加となります。
スタッフに学習の進め方や、将来な料金など、もっと具体的な情報を知りたい場合は、「②実際に、授業をうける」の直後に、担当スタッフへ質問することが可能です。
そのため、入会の意志がはっきり決まっていなくても、無料体験会に参加して、実際の雰囲気を感じてみましょう。
席が空いているうちに、申し込んでみることをおすすめします。
【注意】ロボットやプログラミングが合わない発達障害のお子さんもいる
残念ながら、ロボット・プログラミング学習が合わない発達障害のお子さんもいます。
例えば、以下のような特徴があるお子さんです。
- 感覚刺激を求める
- 重度な知的障害
感覚刺激を求めるお子さんは、ロボット・プログラミングを本来の用途と異なる方法で、遊び始める可能性があります。
例えば、ロボットを組み合わせて何かを作り上げるのではなく、ロボットを口の中に入れて感触を楽しむ場合もあります。
また、重度な知的障害がある場合もロボット・プログラミング学習は難しいです。
「いま目の前でなにをやっているのか?」「ここで何をさせられるのか?」
そもそも状況理解が難しい重度な知的障害だと、本人も苦しくなってしまいかねません。
無理に、参加させると、パニックや他害行動が起こる可能性もあるでしょう。
なお、今はまだ難しいというだけで、お子さんの成長のともに、ロボットやプログラミングを楽しめるかもしれません。
そのため、時が来たら、プログラミング学習を提案してみましょう。
【まとめ】発達障害でも大丈夫!迷ったら、リタリコワンダーに相談するべし!
結論、リタリコワンダーでは発達障害児でも、ロボット・プログラミングを勉強することができます。
延べ300人以上の発達障害を抱える子どもの指導に関わってきたリタリコワンダーなので、安心してまかせることができるでしょう。
ちなみに、リタリコワンダーに通うのが、おすすめの発達障害の種類は以下のとおりです。
- ASD:自閉症スペクトラム障害
- ADHD:注意欠陥・多動性障害
- LD:学習障害
上記の障害を持つお子さんなら、リタリコワンダーで好きなことを得意なことへ発展できることでしょう。
お子さんが、ロボットやプログラミングに興味を持っているお子さんは、ぜひリタリコワンダーの無料体験会に参加して、雰囲気を肌で感じてみてください。
プログラミングよりも、生活全般の問題行動をどうにかしてあげたいと考えているお子さんは、LITALICOジュニアの利用を検討してみてください。