数あるプログラミング教室の中でも、高評価を獲得している「自考力キッズ」。
「名前は聞いたことがあるけど、詳しいことはよく知らない」という方も多いのではないでしょうか。
そんなあなたに向けて、この記事では、自考力キッズのカリキュラムや料金、口コミからデメリットまで、自考力キッズを徹底解説しています。
子どものプログラミング学習として、自考力キッズが気になっている方は必見の内容です。
これを読めば自考力キッズが丸わかりなので、プログラミング教室選びでお悩みの方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
Table of Contents
自考力キッズとは?そもそも、自考力って何?
まず、自考力キッズとは、年長~小学校低学年の子どもを対象とした、ロボット・プログラミング教室です。
自考力キッズの運営元である「株式会社アーテック」は、学校教材や教育玩具の製造・販売を手がける会社で、2018年には経済産業省の「ものづくり日本大賞特別賞」も受賞しています。
ちなみに、「自考力」とは、文字通り「自分で考える力」のことです。
現代社会では、さまざまな情報を簡単に得ることができ、わからないことがあっても、ネットで調べればすぐにわかります。
だからこそ、課題解決や情報の取捨選択を適切に行うためには、「自分で考える力」すなわち「自考力」を身に着けておくことが大切です。
自考力キッズでは、試行錯誤してパズルを解いたり、ロボットやプログラムを組み立てることを通して、楽しみながら「自考力」を育むことができます。
自考力キッズでは、3つのカリキュラムがある
「自考力」を高めるために、自考力キッズには3つのカリキュラムがあります。
まず、図形・空間認識力と集中力をつける「パズル」。
次に、創造力や表現力が身に付く「ロボット」。
そして、論理的思考力と問題解決力を高める「プログラミング」。
これら3種類のカリキュラムに、2年間かけて取り組んでいくことで、さまざまな力が身に付きます。
それでは、この3つのカリキュラムを、それぞれ深掘りしていきましょう!
自考力キッズのカリキュラム①パズル【空間認識力が身につく】
まずは、1つ目のカリキュラムである、パズルについて説明します。
自考力キッズのパズルは、簡単な法則性を使って解くブロックパズルです。
全12回の構成で、講師からのポイント説明を受けた後、それぞれのお子さんのペースでパズルを解いていきます。
簡単なように見えて、意外に難しいパズルに挑戦しながら、空間認識力はもちろん、試行錯誤する力もトレーニングする狙いがあります。
ちなみに、空間認識力の発達には、自考力キッズの対象年齢である小学3年生までの体験が重要なようです。
実際に、ブロックや歯車といったパーツを触りながら考えるので、図形問題が苦手なお子さんでも大丈夫!
むしろ、パズルに夢中になっているうちに図形の感覚が自然と身に付くので、算数の図形問題も得意になるかもしれません。
自考力キッズのカリキュラム②ロボット【試行錯誤力が高まる】
次は、自考力キッズの2つ目のカリキュラムである、ロボットの説明です。
ロボット制作では、1つ目のパズルで使ったブロックに加えて、モーターやギヤも組み合わせたオリジナルロボットを作ります。
とはいえ、
「いきなりロボットを自作するのは難しそう…」
「うちの子はモノづくりが苦手だけど大丈夫?」
と心配される方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、自考力キッズのロボット制作では、きちんとテキストが用意されているので、誰でも安心して制作に取り組めます。
授業では、みんなで同じテキストのロボットを作った後に、自分なりのアレンジを加えて、そのアイデアを発表し合うこともあるようです。
ロボットのカリキュラムの特長は、オリジナリティを大切にすることで、創造力と表現力を高められることです。
また、「とりあえず手を動かして考える」ことを通して、チャレンジ精神も身に付いてきますよ!
自考力キッズのカリキュラム③プログラミング【論理的思考力が身につく】
最後に説明するカリキュラムは、プログラミングです。
自考力キッズのプログラミングでは、プログラミング学習ソフトを使って、ロボットを制御するプログラムを制作します。
初めてパソコンに触れるお子さんでもわかりやすいソフトを使用するので、誰でもすぐにマスターできますよ!
プログラミングで身に付く力は、今後の社会で重要になると言われている、論理的思考力と問題解決力。
さらに、最後まで考え抜いて目標を達成することで、「自分でできた!」という”成功体験”を積み重ねられるのも魅力です。
自考力キッズの料金は?各教室で異なる。
ここまで、自考力キッズのカリキュラムについて見てきましたが、料金は一体どれくらいかかるのでしょうか?
結論から言うと、自考力キッズの料金は各教室で異なります。
例として、自考力キッズの教材を導入しているバレッドキッズの料金を見てみましょう。
- 入会金:5,500円
- 教材費(初回):33,000円
- 月額料金:9,350円
- 公式サイト:https://kids.valed.jp/course/kids/
ちなみに、バレッドキッズは、全国に100以上の教室がありますよ!
さらに、自考力キッズの加盟教室は、バレッドキッズだけではありません。
たとえば、首都圏を中心に教室を展開する学習教室「ガウディア」。
こちらでも、自考力キッズを導入している教室があります。
参考までに、ガウディアの月額料金は、1教科で6,600円、2教科では13,200円です。
このように、同じ自考力キッズの教材を扱っている教室でも、それぞれ料金が異なります。
行きたい教室の正確な料金を知りたい場合は、見学や体験の際に聞いてみるといいかもしれません。
自考力キッズの評判は?
さて、ここまで自考力キッズのカリキュラムや料金についてお伝えしてきましたが、やはり気になるのは、リアルな口コミですよね。
それでは、実際に自考力キッズを選んだ親御さんから寄せられた声を紹介します。
自分で試行錯誤しながら作り上げていくという経験を子どもにして欲しいと思い、自考力キッズを選びました。
引用:https://www.artec-kk.co.jp/school/jkids/
お子さんに、自分で何かを完成させる体験をさせたいという気持ちがあって、通わせる親御さんが多いようですね。
また、自考力キッズの体験教室に参加した親御さんの口コミもありました。
子どもが「面白い!」と夢中になっている様子を見られたので、体験させてみてよかったと思いました。
引用:https://www.artec-kk.co.jp/school/jkids/
自考力キッズには、お子さんを夢中にさせる教材が豊富にあるようですね。
さらに、Twitterでは、実際の教室の様子が紹介されています。
こんなロボットやプログラミングを、小学校低学年以下のお子さんが制作しているなんて驚きですよね!
このように、自考力キッズは、子どもはもちろん親御さんからも、高い評価を受けていることがわかります。
自考力キッズの考えられるデメリットは?
自考力キッズの評判はよいことしか見られませんでしたので、ここからは考えられるデメリットをお伝えしていきます。
自考力キッズのデメリットで、考えられるものは以下の2つです。
一部の地方では、まだ自考力キッズが導入されていない
1つ目のデメリットは、自考力キッズが導入されていない地方があること。
ちなみに、2021年10月時点で、まだ自考力キッズを利用できない県は以下の5つです。
- 青森
- 岩手
- 秋田
- 石川
- 島根
この他に、福島県や山形県など、県内に2教室しかない県もあります。
特に、東北地方にお住まいの方は、自考力キッズを選びたくても、子どもを通わせることが難しい場合があるかもしれません。
一方で、九州地方には教室が多数あります。
2021年10月時点で、沖縄県にはすでに9つもの教室があり、プログラミング教室としては、かなり地方に進出していると言えるでしょう。
今後、東北にも加盟教室が増える可能性は十分にありそうです。
ロボット代がかかる
2つ目のデメリットは、ロボット代がかかってしまうことです。
自考力キッズでは、教材のレンタルを実施していません。
そのため、入会には専用教材の購入が必須となります。
しかし、自考力キッズの公式サイトには、価格の記載がなく、各教室で教材費は異なります。
たとえば、先ほど紹介したバレッドキッズだと、教材費は33,000円です。
「正直、けっこう高いな…」と感じるお値段ですが、学校教材の制作・販売を手がける会社が運営元なので、品質や信頼性はお墨付きです。
専用教材には、世界的に厳しいといわれるヨーロッパの安全基準「CE」 に合格したパーツを使用しているとのこと。
また、専用教材はブロックや歯車などの部品で構成されているため、カリキュラムの終了後も、オリジナルロボットを制作できます。
一度購入すれば長く使えることを考えると、コストパフォーマンスはそれほど悪くないと言えるのではないでしょうか。
自考力キッズは、こんなお子さんにおすすめ!
さて、ここまで自考力キッズをさまざまな視点から解説してきました。
全国で、多くの子どもたちが通う自考力キッズですが、特におすすめしたいのは、小学校入学前後のお子さんです。
その理由として、自考力キッズは、”リアル”な体験を大切にしていることが挙げられます。
今の小学生の「遊び」といえば、ゲームやユーチューブなど、”バーチャル”な体験が多くなってきています。
対して、自考力キッズのカリキュラムには、プログラミングだけでなく、パズルやロボットなど、実際に手を使って何かを作るプロセスが多いです。
こういった”リアル”な体験は、”バーチャル”では得ることが難しい、空間認識力や試行錯誤力を大きく伸ばしてくれます。
このように、自考力キッズで身に付く力は、小学生がつまづきやすい算数はもちろん、中学・高校の数学にも非常に役立ちます。
そのため、自考力キッズは、小学校入学前後のお子さんには、ぜひおすすめしたいプログラミング教室です。
自考力キッズへの入会方法は?
それでは、自考力キッズへの入会方法を、具体的に紹介します。
まずは、公式ホームページの「体験教室申し込み」から、必要事項を記入します。
その後、体験を希望した教室より、体験可能日の連絡があるので、ご都合に合わせて日程を相談しましょう。
そして当日を迎えたら、申し込み時に指定した教室で、いよいよ体験授業です。
実際に授業を受けてみて、お子さんの様子や授業内容を確認した上で、入会申し込みとなります。
ちなみに、「体験授業に参加したら必ず入会しなければならない」ということはないので、安心してくださいね!
また、体験教室は無料なので、自考力キッズに少しでも関心がある方は、ぜひ気軽に利用してみましょう。
より高度なプログラミングを学びたい場合は、エジソンアカデミーへ
ここからは、自考力キッズの発展編である「エジソンアカデミー」について説明します。
エジソンアカデミーは、自考力キッズと同じく「株式会社アーテック」が運営するプログラミング教室です。
このエジソンアカデミーの特長は、自考力キッズよりも高度なプログラミングに挑戦できるところ。
たとえば、自考力キッズの推奨年齢が年長~小学3年生であるのに対し、エジソンアカデミーの推奨年齢は小学3年生~となっています。
また、カリキュラムも異なり、基礎編・応用編に加えて、エキスパート編までレベルアップすることができるなど、子どものやる気を引き出す工夫が満載です。
そのため、高学年のお子さんや、レベルの高いプログラミングに挑戦したいお子さんは、自考力キッズだけでなく、エジソンアカデミーを検討してみるのもいいかもしれません。
まとめ:自考力キッズは、どんな子どもでも学ぶことができる!
今回は、「自分で考える力」を育てる、自考力キッズについて徹底解説しました。
- 運営元は、学校教材を扱う「株式会社アーテック」
- 自考力キッズのカリキュラムは3種類
- カリキュラム①:空間認識力を育む「パズル」
- カリキュラム②:試行錯誤力を身に付ける「ロボット」
- カリキュラム③:論理的思考力を高める「プログラミング」
- 子どもはもちろん、親御さんからも高評価を獲得している
ちなみに、自考力キッズの料金は各教室により異なります。
教材費は決して安くはありませんが、高い品質と安全性は折り紙つきです。
ただ、残念ながら自考力キッズが導入されていない県もあるので、注意が必要です。
とはいえ、地方にも多くの加盟教室があり、今後さらに増えることが期待されます。
そして、自考力キッズは特に小学生入学前後のお子さんにおすすめであることもお伝えしました。
もっとプログラミングを極めたいお子さんや、小学校高学年のお子さんには、より高度なプログラミングに挑戦できる「エジソンアカデミー」がおすすめです!
最後に、自考力キッズでは、全国の教室で無料の体験教室を実施しています。
「ぜひ入会したい!」という方も、「まだ迷い中…」という方も、自考力キッズが気になっている方は、ぜひ気軽に無料体験に申し込んでみましょう!
とはいえ、ネット上の情報を何でもかんでも信じてしまうと、危険なこともありますよね。